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嫌な仕事は断る! みちょぱに学ぶ「意見の伝え方」

#この会社の片隅に

マイナビウーマン編集部

ごく平凡な会社員として、会社の片隅で働く編集部・ライターが、今気になるビジネスパーソンにインタビューする連載【この会社の片隅に】。今回は、人気モデルのみちょぱさんにインタビュー。「嫌な仕事は断る」という独自の仕事スタンスについて聞きました!

取材:Misa/マイナビウーマン読者アンバサダー はたらくmuse
文:ameri
撮影:前田立
編集:高橋千里/マイナビウーマン編集部ン編集部

「上司に言いたいことがあったのに、言えなかった」「この仕事をやりたくなかったのに、断れなかった」ということは、働く中で誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。

仕事において自らの意見を伝えることは大切。しかし、相手の心象や伝えた後のことを考えてしまって、はっきりと言えない。そんな自分にまたモヤモヤする……という負のループ。

そんなループから抜け出すために、今回お話を聞きに行ったのは、はっきりとした物言いとトークセンスでバラエティー番組に引っ張りだこのモデル・池田美優(みちょぱ)さん。

ヘルシーなスタイルで人気の彼女は、「嫌な仕事は断る!」というスタンスを取っているのだそう。

「仕事を断って不安にならないの?」「意見の伝え方で工夫していることはある?」——マイナビ TGC 2020 A/W の舞台裏で、彼女に悩みや疑問をぶつけてきました。

聞き手は、マイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」のMisaさん(@hikariii711)。ちょうど転職をしたばかりで、上司に意見を伝えたり嫌な仕事を断ったりするのに苦労しているのだそう。

みちょぱさんが意識している意見の伝え方や、コミュニケーションのコツとは、一体どのようなものなのでしょうか?

嫌な仕事を受けない理由は「欲がないから」

今日は「仕事における意見の伝え方」をテーマにお話を聞かせてください! みちょぱさんは、嫌な仕事はきちんと断っていると伺いました。それは芸能のお仕事を始めてからずっと変わらないスタンスですか?
そうですね。基本的にちゃんと断るようにしています。
その考えに至ったきっかけはあったんですか?
そもそも私、この仕事をすごくやりたくて始めたわけではなかったので……。だから、あんまり欲がないんです。もちろん今は楽しいと思ってますけどね!
欲、出てこないですか?
それが特に出てこないんですよ(笑)。だから、無理して嫌なものはやらず、それでもまた別の案件でオファーしてもらえるならうれしい、っていうスタンスでお仕事しています。
私だったら「断ったら二度とオファーが来なくなる(仕事を頼まれなくなる)かも」って不安になってしまいます。
私は、今のところはうまくいってるから、不安を感じていないのかも。これから先は分からないですけどね。

ちなみに「嫌な仕事を断って良かった」と思ったことってありますか?
演技の仕事は基本お断りしているのですが、たまにお話をいただくことがあります。前に、私にオファーが来ていたドラマの役を断って、実際にドラマで別の人が演じているのを見た時は「私じゃなくて良かった!」と改めて思いました。
演技のお仕事を断るようになったきっかけはあるんでしょうか?
芸能界に入って最初の頃は、いろいろな分野にチャレンジしていたんですよ。だけど演技だけは、一度やってみて向いていないと思ったから、もうやらないって決めています。

チャレンジした結果、もうオファーを受けない方が良いと思ったんですね。

私は最近転職したばかりなのですが、上司から嫌な仕事や向いていない仕事を振られることがあって……。どう対応するのがベストですかね?

確かに、普通の企業だとNOと言いにくいですもんね。

でも、私だったら、他に向いている人がいるなら理由を付けて「その人に任せた方がいい」って伝えます! 私がやっても100%の力でできないと分かっているので。中途半端で終わるくらいなら、ちゃんとできる人がした方がいいじゃないですか。

理由を付けて断るんですね。なるほど。
あとは、さっき話したみたいに、とりあえず一度やってみた上で、うまくいかなかった経験談を伝えて断るのも一つかな。

「やりたい仕事」を引き寄せるには

みちょぱさんは、モデルにバラエティー番組にと、幅広く活躍されていますよね。自分の「やりたい仕事」を引き寄せるコツってありますか?
周りに公言するのは大事だと思います!
それは例えば……?

モデルになって最初の頃は、「自分がプロデュースしたカラコンを出したい」とか「雑誌の表紙を飾りたい」とか、たくさん口に出していました。

すると、周りの大人たちも応援してくれて「やりたいなら、やってみる?」と声を掛けてくださって。言わないと伝わらないので、やりたいことを公言すべきだと思います。

かっこいい! 今は、何か「やりたいこと」はあるんですか?
うーん。今が一番楽しいと思うから、それ以上にいらないかな。
本当に欲がない……(笑)! でも。今を頑張っているからこそ、きっとたくさんのお仕事を引き寄せているんでしょうね。
そうなのかな。そうだと思いたいです(笑)。

新しい環境でも、自分らしく意見を伝えるには?

さっきもお伝えしましたが、私は転職したばかりで、今の職場で自分らしさを出せないんです。新しい環境でも、自分らしく意見を伝えたり、振る舞ったりするポイントがあれば教えてほしいです!
それって結局は「慣れ」ですよね。私は環境や人に慣れるのが早い方なんですけど、Misaさんは時間がかかるタイプなんじゃないですか?
確かに、私って人見知りなので、慣れるのに時間がかかるんですよね……。
それは向き不向きがあるから、無理しすぎない方がいいとは思います。時間が解決してくれることなので。

会社の社員同士で集まるようなイベントも、どうしても盛り上がれなくて。みちょぱさんは、お仕事の現場へ行ったらその場の雰囲気にすぐ溶け込めますか?

基本は合わせつつも、雰囲気が苦手な時は盛り上がらずに、一歩下がって見ていることもありますよ! その場の状況によって変えていますね。

やっぱり大事なのは「慣れ」です。慣れたら最強(笑)。

そのポジティブさにも憧れます……!

コミュニケーションのコツは「相手を観察する」

最後に、みちょぱさんなりのコミュニケーションのコツを教えてください。

コツになるかは分からないけど、一人一人に対してコミュニケーションの取り方を自然と変えていることかなぁ。

「この子は共感してほしいんだろうな」とか「この子は意見を求めているんだな」とか、相手によって対応を変えています。求めていることを察知する能力は、我ながら高いと思っているので。

すごい!
だから、最初は相手を観察してますね。様子を伺って、相手に合わせてコミュニケーションを取るのがいいと思います。
「慣れ」と「観察」が大事なんですね。慣れるまでには時間がかかりそうだけど、観察は明日からでも実践できそうです! 少しずつ意見を伝えられるように頑張ってみます。今日はありがとうございました!

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今回インタビューしたはたらくmuse

Misaさん(@hikariii711

マイナビウーマンの読者アンバサダー・はたらくmuseの一期生。インターナショナルスクール保育士、医療秘書、エアラインCAと渡り歩き、今はクリエイティブスタジオ勤務。刺激ある生活を送るのが幸せ。

 

※この記事は2020年09月24日に公開されたものです

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