体育会系企業の特徴とは。合わないと思ったらどうするべき?
体育会系企業が自分には合わないと思ったら
「体育会系企業=ブラック企業」ではありませんが、悪い会社でなくてもあなたには合わない可能性があるかもしれません。
何となく職場環境にモヤモヤすることがあっても、他人に相談すると「そんなのぜいたくな悩みだよ。ブラックじゃないし良い会社じゃん」と言われるかもしれません。
でも、合わないものは合わないのです。では、自分には合わないと感じた場合、どうすればいいのでしょう?
(1)他の会社に勤める友人と話す
例えば、前述のような体育会系企業のメリットというのは、同じ会社の人と喋っていても気付きにくいものです。全く社風の異なる別の会社に勤めている友人と話すなどして、他の企業の雰囲気を知ってみましょう。
「緩い会社には、それはそれでデメリットがあるんだな」などと知ることができれば、今いる環境が自分には合っているのかも? と思う可能性もあります。
(2 )思い切って自分のスタンスを伝える
体育会系企業では、みんなが足並みをそろえて同じ方向を見据えることを美徳とするような雰囲気があります。あなたもその波にのまれて、言いたいことも言えずに我慢していませんか?
会社を辞めたいと思うぐらい悩んでいるなら、辞めてしまう前に不満や思っていることを口にしてみるのも一つの手です。例えば、「先輩が帰るまで帰りにくいような風潮がありますが、それは時間外労働を増やしてしまう要因の1つだと思います。私は自分の仕事が終わったら帰りたいです」などと言ってみます。
これは諸刃の剣であり、伝えることで関係性がぎくしゃくしてしまう可能性があるので覚悟が必要です。しかし、もしかすると何かしら待遇が変わるかもしれません。辞める前に1度言ってみる価値はあると私は思います。
(3)1度転職してみる
何となく悩んでしまっているあなたは、既に前述のような方法は試しているかもしれません。それでもやっぱり体育会系企業は合わない……と感じたら、思い切って転職してみましょう。
社会的信用度が高いということをお伝えしましたが、体育会系企業勤務であることは転職に有利に働く可能性もあります。一度環境をがらりと変えて、どのような社風が自分に合うのか模索してみてもいいかもしれません。
体育会系企業の見分け方
もし転職するとなって、次こそは体育会系企業を避けたい場合。見分け方は簡単です。
面接で、「会社に受かるように」しゃべるのではなく、自身が「どういう働き方をしたいか」話すようにしましょう。会社に媚びを売って、一生懸命頑張りますので雇ってください! というスタンスで面接に臨むと、合格通知をくれるのはほぼ体育会系企業です。
また、体育会系企業以外では、面接で多少上から目線に「私が快適に働ける環境を提供してくれるなら入社を考えます」くらいのスタンスで臨んでも、あなたのこれまでの経歴や強みがあれば「生意気だから」なんて理由では不採用にはしません。
はっきりと自己主張をすることが、将来あなたが働く環境をより良いものにするでしょう。
(E子)
※画像はイメージです
※この記事は2020年09月14日に公開されたものです