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「心が疲れた」と感じる理由とは? おすすめ対処法を専門家が解説

高見綾(心理カウンセラー)

心が疲れやすい人の共通点

そんな「心の疲れ」を感じやすい人には次のような共通点があります。

(1)自分を責めやすい

例えば、不機嫌な人がいると、すぐに「私が悪いのかな?」と思う癖がある人は、自分に原因が無いようなことでも、自分のせいだと思ってしまうところがあります。

「人間関係がうまくいかない私がダメ」というように、自分を責める癖がある人は心が疲れやすいです。

(2)自分に厳しい

自分に厳しい人は、頑張ることが当たり前だと思っているので、無自覚なことが多いのですが「ちゃんとしなくちゃ」と自分にプレッシャーをかけ過ぎています。

意欲が高い分だけ、できなかった時に悩みが深くなります。

(3)人との繋がりが薄い

友人・恋人・家族など、親密な関係の人が少ない傾向があります。そういった人は、悩んでも一人で抱え込んでしまい、気付けば職場での軽い会話だけで、それ以外はまともに人としゃべっていない、なんてこともよくあります。

(4)周りを優先して自分を後回しにしがち

相手の気持ちを考えることは大切なことなのですが、周りを優先し過ぎて、自分を数に入れていない傾向があります。自分の気持ちを後回しにし過ぎると、自分の欲求に対して鈍感になってしまうことが多いです。

(5)本音を話せていない

友人や恋人はいても、相手を不快な気分にさせたくないという気持ちが強くて、本音を話せていない人もいます。自分が思っていることと言動が一致していないと、心には大きな負担がかかり疲れてしまうのです。

次ページ:心が疲れていると感じた時のおすすめ対処法

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