「嘘がつけない人」が世渡り上手になる方法
嘘がつけない人の心理
では、嘘がつけない人にはどのような心理が働いているのでしょうか?
(1)ピュアである
嘘をつくことよりも、正直者でありたいという思いが強いのかもしれません。
「嘘=悪いこと」であると思っているので、悪いことはしたくないと純粋に思っているケースが多いようです。
(2)心理的な負担を抱えたくない
嘘をつくことが一回きりならばまだ良いかもしれません。
しかし、一度嘘をつくとそのつじつまを合わせるために、いろいろと作り話をしなければいけなかったり、嘘をついたことをずっと覚えていたりしなければいけません。
その心理的な負荷が苦手な人は、嘘をつくことができません。
(3)信頼関係を大切にしている。
一度自分が嘘をついてしまうと、同じように相手も嘘をつくかもしれないという猜疑心が生まれやすくなってしまいます。
相手との信頼関係を何よりも大切だと思っていて、ささいな嘘でもお互いの不信感につながってしまうことは避けようとします。
(4)不安が強い
嘘をつくことよりも、嘘をついたことがバレてしまった時のデメリットを感じてしまいます。
「余計に怒られてしまう」「次からは仲間外れにされてしまうかもしれない」というような思いから、嘘がつけません。
(5)罪悪感を感じやすい
嘘をつくことで得られるメリットよりも、嘘をついてしまったことへの罪悪感を強く抱いてしまうと、嘘をつくことができません。
ささいな物事でも罪悪感を抱きやすいタイプは、罪悪感がたまっていくことに何よりも抵抗があるため、「罪悪感がたまるくらいなら、正直者でいて損をした方が良い」と思ってしまう場合があります。