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「明日から頑張る」を実現するための方法

ぱぴこ

「明日から頑張る……」といろんなことを、先延ばしにしていませんか? 今回はコラムニストのぱぴこさんに、“頑張るはずだった明日”がいつも来ない人に向けて、その対処法を教えてもらいます。

「ダイエットは明日から」という言葉に代表されるように、「やろう」と思ったことを「明日から」と先送りすると、永遠に「明日」が来ないのは人類七不思議として語られています。

しかし、本当に「やらなきゃ」と思っていることを先延ばしにしていると、「まだやってない」「明日こそ」と常に宿題に追われる感じになるので精神衛生上よろしくありません。

今回は、私自身もめちゃくちゃやりがちな「明日から頑張る」をやってしまう人の特徴と、その「明日」を確定した未来にするためのライフハックを確認しましょう。

「明日から頑張る」で頑張れる?

「明日から頑張る」が発動する時って、どういう時でしょうか?

「今日はめっちゃ疲れていて体力的に無理だから、明日から」
「何となく今日はやる気がでないから明日から」
「心機一転、明日から」

さまざまな理由がありますが、結局のところ先送りです。そして、先送りしたものは次の日に手が付けられるか? というと、十中八九「明日頑張ろう」とさらに先送りされます。

つまり、ずっと開始されない。

「明日から頑張る」が口癖な人の共通点

「明日から本気出すから」と、ミサワ感溢れるせりふが口癖な人にはどんな共通点があるのでしょうか?

(1)完璧主義である

先延ばしの癖がある人は、怠惰でいい加減な人という印象があります。しかし、「きちんとせねば」と完璧を求めてしまう完璧主義者も、先延ばしをしてしまいます。

仕事においても「クイック&ダーティ(完成度が低くてもとりあえず出す)」が苦手な人が多いように、「とりあえず着手する」ことに心理的ハードルを持つ完璧主義者は多いです。

(2)気力・体力・時間のリソース不足

「やらなきゃ」という意識はありながらも、キャパオーバーで着手できないパターンもあります。

めちゃくちゃ切羽詰まっている人は、新しい何かを始めること自体、余裕がある人より難しくなります。

(3)集中力にムラがある

人には「一定の集中力が持続する人」「集中力の出力にムラがある人」がいます。

後者の場合、気分が乗らない・集中力の出力タイミングが合わないと、「明日でいいや」と物事を先送りにしてしまいます。

(4)具体的な「やること」の整理ができていない

例えば「ダイエットをしよう!」と決めても、何をしたら痩せられるのか? という情報がないと、始めようにも始められません。

「やる」と決めてやれるのは、やり方を知っていることだけです。そもそも「どうするのか」の手法が分からないものは、決意だけで着手ができないのは当然です。

次ページ:絶対「明日から頑張る」ためのたった一つの方法

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