元カノが結婚した時の男性心理とは? ショックを受ける本当の理由
元カノの結婚を聞いた男性心理
では、元カノの結婚を知った時の男性心理を整理してまいります。
(1)とりあえずショック
衝撃や動揺、というわけです。これは、好きだの、また付き合いたいだのといった感情とは別物です。それでいて、ぽっかり穴が開いたような、喪失感を抱く男性が多いことでしょう。
これこそ、スーパービュー踊り子のラストランを知った私の心情で御座います。
もう「元カノと付き合う未来はなくなった」という、もともと0.00001%ほどしかない可能性が0になったことを嘆くのです。どうせ再び付き合うことはなかったくせに、事実を突きつけられると都合よく寂しくショックなわけです。
(2)悔しい
悔しいという感情を抱く男性もいます。
「元カノが自分ではなく他の男性を選んだこと」や「自分ではなく他の男性が元カノを幸せにすること」へのふがいなさなのか、嫉妬なのか、後悔なのか……。元カノの結婚相手に負けたような悔しさを抱いているのでしょう。戦いなどそもそも始まっていないのに、です。これも元カノへの未練とはまた別の感情でしょう。
(3)(稀に)未練
稀にですが、元カノの存在が忘れられず、未練を大きくする男性もいます。別れて日が浅いなどのケースなのでしょう(多くの場合、その未練は勘違いですが)。
焦りから「略奪したい」「連絡したい」「復縁したい」といった感情が煽られることもありますが、一時的なものです。
このケースで感情のままに行動すると大抵の場合失敗する、とだけお伝えしておきます。空気を読まない行動はやめておきましょう。
元カノの結婚報告にショックを受ける本当の心理
ここまでまた1つ、小話をさせてください。
私の家の近くにはWちゃんという女の子が住んでおりました。小学校の時は通学班が一緒だったので、そこそこ会話もしておりましたが、特別仲が良かったわけでも御座いません。通学班が無くなった中学生の頃になるとほぼ会話をすることはなく、彼女との思い出なんて小学生の頃にポケモンカードのヒトデマンとワンリキーを交換したくらいなもの。
しかし私の母から「そう言えばWちゃん結婚したらしいわよ~」というLINEが届いた時は、少し寂しい気持ちになりました。そんなLINEが届くまで、Wちゃんのことを思い出すことなんて全く無かったのにもかかわらず、です。
皆さまが子どもの頃によく行っていたお店が無くなったら、寂しく感じることでしょう。ですがそれは「行こうと思ってたのに!!」という感情では無いはずです。Wちゃんの結婚は、私にとってこれに近いものでした。
つまり、ただ、そこにあると思っていたものが無いと分かったことに対する寂しさ。
永遠だと思っていたものが、永遠ではなかったという当然すぎる事実を突きつけられたことに対するショックに他なりません。