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外出自粛生活で、20~30代男女の余暇の過ごし方にも変化!? 最も疲れ・不調が増えた部位は?

マイナビウーマン編集部

ライオンは、男女計300名を対象に、外出自粛生活に関する調査を行いました。

ライオンは20~60代の男女計300名を対象に、外出自粛生活による“目の疲れ・不調”の実態について調査しました。

外出自粛生活による“目の疲れ・不調”の実態

1.外出自粛生活による負の影響は「ストレス」、「間食が増えた」、「やる気がでない」

外出自粛生活による負の影響について具体的な内容を聞くと、最も多い回答は「ストレスを感じることが増えた(28.0%)」となりました。その他にも「間食が増えた(27.7%)」、「あまりやる気が出なくなった(18.7%)」、「よく眠れなくなった(14.7%)」などさまざまな影響が出ていることがわかりました。

2.最も疲れや不調が増えたのは「目」

図1. 外出自粛となり、疲れを感じることが増えた部位

外出自粛生活が続くことで体のどの部位に疲れを感じることが増えたかを聞いたところ、テレワーク実践の有無に限らず「目(43.0%)」と答えた人が最も多い結果になりました。さらに、疲れだけでなく不調を感じることが増えた部位も同じく「目(21.0%)」が最も多い結果となりました。

3.「目の疲れが増えた」人の4割以上が「ストレスが増えた」と回答

図2. 外出自粛になったことで、あてはまるもの

外出自粛下で感じているストレスと「目の疲れ」との関連性を分析したところ、「目の疲れが増えた」と回答した人の41.9%が「ストレスを感じることが増えた」と回答していることがわかりました。

「目の疲れは増えていない」人と比較すると、心身への影響(ストレス、やる気が出ない、よく眠れない)を訴える人の割合が2倍以上多いこともわかりました。

4.現在の外出自粛生活で64.7%の人が「目の疲れを感じている」

図3.外出自粛の現在、目の疲れを感じているか

外出自粛生活で、64.7%の人が「目の疲れを感じている」と回答。テレワーク実践者に限定すると72.0%が「目の疲れを感じている」という結果となりました。

テレワーク実践者に「PC仕事の増減」について聞くと、約5割以上が「パソコン仕事が増えた」と回答しています。特に50代の33.0%が「とても増えた」と回答していることもわかりました。

また、増加した時間を自粛前と比較してみると、PC仕事時間が1日平均4.5時間から5.7時間へと自粛前に比べて27.0%増えており、テレワーク実践者の目の負担が増えている実態が明らかになりました。

表1.作業別 目の疲れの度合いランキング

さらに、外出自粛生活で、目の疲れに影響のある行動を探るため、自粛生活の中で作業時間が増えた作業ごとに目の疲れを感じている人の割合を算出しました。

その結果、「タブレットでゲームをする」時間が増えた人が91.7%と最も高く、続いて「細かい作業をともなう趣味【絵を描く、パズル、書道など】(88.9%)」、「模型・プラモデル作り(83.3%)」の時間が増えた人が目の疲れを感じる割合が高いことがわかりました。

その他にも、20~30代の約6割がテレビ視聴時間が増えたと回答しており、「目の疲れ」がテレワークだけでなく外出自粛生活による余暇の過ごし方とも関連していることがわかりました。

5.約3人に2人が目の疲れを感じているにも関わらず、「目の疲れに対するケア」への意識は低い

図4.外出自粛下で目の疲れを癒すためにするようになったこと

外出自粛下で目に負担がかかる作業時間も増加し、多くの人が目の疲れを感じています。その一方で、「目のケアを実施しているか」を聞いたところ6割は「特に何もしていない」と回答。

図5.外出自粛下で目の疲れを癒すためにするようになったこと(目の不調を感じることが増えた63人)

また、「目の不調を感じることが増えた」と訴えている人においても、約半数は、目の疲れのケアは「特に何もしていない(47.6%)」という結果になり、目の疲れや不調を感じていても目のケアはおろそかになっているようです。

「外出自粛生活による“目の疲れ・不調”の実態」
対象者:外出自粛をしており、下記条件のいずれかに該当する男女計300名
(1) パソコンを使ってテレワークを実施している20~60代男女計150名
(2) テレワークをしていない有職者もしくは主婦、学生20~60代男女計150名
調査地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県
調査方法:インターネット調査
実施時期:2020年5月8日~11日
調査主体:ライオン株式会社

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2020年05月26日に公開されたものです

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