職場にいる「勘違いモテおじさん」の生態と5つの対処法
職場に一定数いるといわれる、既婚者なのに若い子にアプローチしてくる「勘違いモテおじさん」。なぜそのようなことをしてくるのでしょうか? また、自分がアプローチされたらどうすればいいのでしょう。外資系企業に勤めるOLコラムニスト・ぱぴこさんに対処法を伺いました。
社会には「職場における既婚男性からの不倫オファー」という地獄のような「あるある」があります。いやーおぞましいですね。
勘違い不倫モテおじさんは職場に一定数おり、そのおじさんはだいたい常習犯です。多くの企業は新卒一括採用を実施しているので、毎年4月には新しい”獲物”が恒常的に供給される、不倫おじさんには最高の環境といえます。
職場は仕事をするところなのだが……?
上位役職者からのオファーはハラスメントだが……?
と、切り捨てていきたいですが、今回は「いると厄介」な勘違いモテ自意識を持つ不倫おじさんの生態や対処法を考えていきましょう。
職場の勘違いモテおじさんの3つの特徴
勘違いモテおじさんの特徴は、意外にも「人間的魅力」がある点です。
ガチ勘違いはただの痛い人ですが、勘違いモテおじさんは「成功体験」及び「裏打ちされた自信」があります。それが彼らの認知をゆがませていくわけですが。仕事では成果を出す「できる人」で、役職もある場合が多いです。
必ずしも「できる=勘違いモテおじさん」という相関にはなりませんが、この後記述するいくつかの特徴と合わせたときに、前提条件となる項目でしょう。
特徴1:エネルギッシュで体力がある
仕事や家庭、その他(社内不倫)にまで手を出そうという勘違いおじさんです。エネルギッシュで体力があります。
40代以上でも朝まで飲んでそのまま何もなく仕事をしたり、トライアスロンやジョギングガチ勢だったりと、同年代平均はもちろん若者よりも体力・気力に溢れている場合も少なくありません。外向的で愉快な人が多く、そういった意味で魅力的です。
特徴2:「相談に乗る」という口実作りや、リードがうまい
(1)の特徴を持つ勘違いおじさんと、職場の飲み会などに参加したときに起こりがちなことがあります。それは勘違いおじさんが「相談相手」というポジションを得ることです。
「尊敬できる人に話を聞いてほしい」という願望をうまく活用して、親密イベントを発動、二人きりになる時間を増やす方向にスムーズに移行していくのです。
(3)家庭の話は「満点」か「悲惨」の二極化
いわゆる「妻はもう家族で」という不倫への言い訳の布石ですが、勘違いおじさんの場合、これは二極化していることが多いです。
家族愛溢れ、仲が非常に良いことを自分や周囲が認めているパターンと、嫁が怖いと家庭内が殺伐としている冷戦状態であると語るパターンがあります。