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未婚者の自己肯定感が低い理由と高める方法

#知らないと困る結婚の数字

荒川和久

コロナ禍の今、自分に向き合ういいチャンス

「主人公」という言葉があります。これは今では、ドラマや小説などで中心的役割を果たす人物のことを指します。

しかし、もともとは中国の荘子の言葉で、簡単にいえば「自分の中にある自分と客観的に向き合う」ということです。

自己肯定感の低い人ほど、「自分はこうあるべき」「自分はもっとできるはず」という主観的・希望的自己にとらわれています。

その願望と現実の自分とのギャップが大きいほど、自己肯定できなくなるのです。

「自分の中にはたくさんの自分がいる」そう思って、一度自己と向き合ってみてはいかがでしょうか。

中には、脇役のような自分もいる、悪い事を考えている自分もいる、いろんな自分がいることに気付ければ、もうその時点で自分を客観視できていることになります。

いわゆる没主観の状態ですが、それが自己肯定感の高い状態へ通じます。

人と接触することを制限されている今この時期だからこそ、日常的な雑音から離れて、自分の内面と徹底的に向き合ってみましょう。自分に慣れ、自分を好きになるよう、日々の習慣を作ってみてはどうでしょうか。

自己肯定できない人は自分を好きになれないだけではなく、他者を愛することもできなくなります。

「好きな人がいない」と嘆いている人の問題の根元は、「自分を好きになれていない」ことなのです。

(荒川和久)

※写真はイメージです

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※この記事は2020年04月24日に公開されたものです

荒川和久 (独身研究家・コラムニスト)

独身研究家/コラムニスト。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者として、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・Webメディアなどに多数出演。

韓国、台湾なども翻訳本が出版されるなど、海外からも注目を集めている。

著書に『結婚しない男たち』(ディスカヴァー携書)、『超ソロ社会』(PHP新書)、『ソロエコノミーの襲来』(ワニブックスPLUS新書)、『結婚滅亡』(あさ出版)など。

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