お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

職場のコミュニケーション不足が起こる理由と改善策

ぱぴこ

職場でチャットツールが普及し、飲み会も少なくなった昨今。煩わしいことが減った代わりに、コミュニケーションを取る機会も少なくなりました。そもそも、会社でコミュニケーションを取ることは重要なのでしょうか? その疑問に、外資系OLコラムニストのぱぴこさんが答えてくれました。

職場のコミュニケーション不足を解消する改善策

百害あって一利なしのコミュニケーション不足ですが、どうすれば解消できるのでしょうか。

(1)自然に褒める、日常会話を挟む

コミュニケーションは結局のところ「日常会話の積み重ね」でしかありません。

最初はあいさつから、慣れてきたら天気の話や持ち物を褒める……など少しずつプライベートに踏み込む領域を増やすしかありません。

(2)上司やリーダーが部下への声掛け文化を作る

「今日からコミュニケーションを取りましょう!」と言ったところで、どうすればいいの……? との迷いを産むだけです。

ここは、チームリーダーが声を掛ける、人と人をつなぐというコミュニケーションハブを担うべきです。もしくは、それを提案しましょう。

(3)メールのみではなく、チャットや電話を補助的に利用する

メールで送った件について、チャットや電話でフォローすることで仕事の認識齟齬を避けることができます。

何度か繰り返すと「連絡をくれる人」「気軽に連絡できる人」と相手に認識され、スムーズにコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

(4)業務時間の「ランチ懇親会」を活用する

コミュニケーションを活性化させるには、たまに対面で話すのもおすすめです。ただし、飲み会は時間を取ります。でも「ランチ」なら? ハードルはぐっと下がりますよね。

お酒を飲まなくてもコミュニケーションは取れますし、1~1.5時間程度の短い時間で話すことで「長い時間、頑張る」という足かせも外れます。

参考記事はこちら▼

キャリアカウンセラーに、ビジネスコミュニケーションにおけるスキル向上方法を教えてもらいました。

いい職場環境のためにコミュニケーションを取ろう

コミュニケーション不足は、ただの「居心地」の問題だけではなく、業績や効率性の低下につながる問題です。

すぐに解決することは難しいですが「コミュニケーション改善のためには」を日々考え、良くしていこうという意識なしに成し遂げられるものではありません。

「居心地のいい場所」は与えられるものだけでなく、自分で作り上げるものでもあります。

いまいち職場でコミュニケーションが取れていないなぁと感じた場合は、どうしたら改善できるかを提案&実践しながら、自ら快適な空間へと変える行動を取りましょう。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです。

※この記事は2020年04月22日に公開されたものです

ぱぴこ (外資系ときどき激務OLコラムニスト)

外資系ときどき激務OLコラムニスト。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)。
Twitter:@inucococo

この著者の記事一覧 

SHARE