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執着心の意味とは? 執着心が強い人の特徴と手放す方法【診断付】

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

執着心の意味とは? 執着心が強い人の特徴をマジシャン兼催眠心理療法士の浅田さんが紹介。執着心がある、ないことのメリット両面を分析し、それとの向き合い方を解説します。あなたの執着心をチェックする診断付き。

執着心。

このテーマで記事を書くことになったとき、背中にガリガリ君のソーダ味を10本同時に突っこまれたみたいにゾッとするのを感じました。

恐ろしい言葉だからです。

「逃れたいのに逃れられない」。

私たちの誰もが他人事ではいられないでしょう。

正直、人類全体のテーマだと思います。宗教や哲学だって、これをどうにかするために悩んできたわけですから。

今回はお化け屋敷に飛びこむみたいに、ちょっと心の奥底をのぞいてみることにしましょう。

ねえ、貴女にも逃げられないものがありません?

そもそも「執着心」の正体とは?

あなたが抱える執着心の正体を暴くために、まずは「執着心」とはそもそもどういう意味なのかを見ていきましょう。

「執着心」の意味

「執着」と辞書を引いてみると、以下のように記載されています。

しゅう‐ちゃく〔シフ‐〕【執着】 の解説
[名](スル)《「しゅうじゃく」とも》一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。「金に―する」「―心」

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

執着心とは「囚われの状態」と考えるとわかりやすい。

過去の恋人かもしれません。お金や車といった物かもしれません。ショッピングといった行動かもしれません。散らかった部屋のような状態かもしれません。子ども時代といった記憶かもしれません。

何かに固執している(考えずにいられない)心の有りようを指します。

もちろん誰しも、ある程度、何かにこだわりがあります。

それが、自信のなさ、コンプレックス、愛情の飢え、などを埋めるために怨念に成長してしまったようなものです。求める心だけが暴走するのです。

執着心の例

では人はどんなものを対象に執着心を抱くことがあるのでしょうか。いくつか例を挙げていきます。

物への執着心の対象はさまざま。靴やカバンといった衣料品から、インテリアグッズ、家具など、人それぞれ執着心を抱く物は異なります。

「好きな人にもらったものだから」「小さい頃から持っていて思い出深いから」など、いろいろな理由で捨てられない物はありませんか? それが、物への執着です。

お金

お金は大切なものなので、執着心を持つ人は少なくありません。とはいえ、「1円でも損したくない」「他人のためには1円も使いたくない」といったタイプの人は、お金への執着心が強いと言えるかもしれません。

恋愛

恋愛における執着心とは、元恋人のことをいつまでも引きずっていたり、振られてしまったのにもかかわらず何年も片思いをしていたりするような、強い愛情を抱くことを指します。

愛情深いのはすばらしいことですが、相手に恐怖心を与えるような言動を取る人は「執着心が強い」と思われてしまう可能性が高いです。

執着心が強い人の心理と特徴

中でも、この執着心が強い人にはいくつかの共通点があります。

(1)何ごとにもしつこい

執着心は目に見えません。

その代わりに、私たちは、その人物の行動を見て「あの人は執着心が強い」と判断するのです。性格とは行動ですから。そして、それは「しつこさ(しつこい行動)」となって表れます。

執着するものに関わるため、同じことを繰り返すのです。SNSを見続けたり、好きな人の後をつけたり、グッズを集め続けたり──という感じです。趣味のレベルを超えて。

(2)距離の取り方が下手

執着心の強い人はバランス感覚に欠けます。

そのバランスとは「客観性」です。

平たくいうと自分を客観視するのが苦手なのです。もし第三者目線で見ることができたら、その行動もセーブできるはずですから。

それがコミュニケーションにも表れます。客観性を欠く以上、どこか不自然な感じになるのです。

具体的には、近づきすぎ、遠慮なさすぎ、必要以上に避ける、といった行動になります。

参考記事はこちら▼

心理学を踏まえて失恋を引きずってしまう理由や、失恋からの立ち直り方を解説します。

(3)何かが足りなかった過去がある

子どものころに原因がある場合もあります。

わかりやすい例でいうと、子どものころに貧しかった不安から、大人になっても人一倍、お金にこだわってしまう、という感じです。

それが“愛”だったりもします。さらにねじれて“過食や拒食”や“ショッピング癖”や“身体の傷”となって表れることもあります。

何かが足りなかった(飢えていた)ときの感情が、心の奥に、トラウマのように刻まれているパターンです。

(4)コンプレックスが強い

コンプレックスの強さもあります。

執着心が強い人は、心が満たされていないことに劣等感があります。その焦りが、さらに執着心を強める悪循環になるわけです。

そして、コンプレックスを刺激されたときに(否定されたと感じたときに)、激しい反応となって劣等感とそれに付随する執着が表れます。

私たちもそうですが、こだわりをみせる箇所とは、まさに心の急所でもあるのです。

参考記事はこちら▼

劣等感の意味とは? 劣等感を抱く原因を心理カウンセラーの小日向るり子さんが解説します。

(5)ネガティブ感情を持っている

悲観的な傾向も。

胸のうちに常に満たされない感情を抱えているのです。そもそも求めるものが手に入らない以上──何を手に入れたいのか自覚できていないことも然りですが──ポジティブな気分にはなれません。

その原因もわからないままイライラをぶつけたり、不安にさいなまれたりといったトラブルも起こりえます。

強い執着心は「それが手に入らない」というネガティブ感情もセットになるのです。

ままある例外としては「やけに楽観的に激しくふるまう」というものもあります。これも情動のコントロールが苦手という意味では同じです。

参考記事はこちら▼

メンタルチェンジトレーナーの平井妙子さんに、ネガティブな思考や、それを克服するための改善策についてうかがいました。

あなたの執着心を診断でチェック!

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あなたの「執着心の強さ」を診断でチェックしてみましょう。

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