図太い性格になるには? 図太い人の共通点
いざというとき図太い性格になるには?
度が過ぎると、周囲の反感を買ってしまう図太い性格。ただし、メリットを活かし、いざというときに図太くなれるコツを身に着けておくと、自分自身が必要以上に悩んだり、傷ついたりすることがなくなります。
繊細な人が少しの図太さを手に入れるには、どんな心がけが有効なのでしょうか。
(1)波長が合う人との付き合いを大切にする
誰にでも合わない人や苦手な人はいるものです。合わない人がいても無理になんとかしようとするのではなく、「人間だからそういうこともあるよね」と一旦フラットに受け入れてみましょう。
そして、自分に合う人や、自分のことを好きになってくれる人との付き合いを大切にしましょう。
(2)相手の機嫌はとらなくてもいいと認識する
不機嫌な相手がいたとしても、「私が何かしたのかな?」と必要以上に自分のせいにして気に病む必要はありません。
相手は単に、寝不足で機嫌が悪いだけかもしれません。あなたがなんとかしようとしなくてもいいのです。
それよりも自分の機嫌を取ることに意識を向けましょう。
(3)最初から上手くやろうとしない
新しいことをやるときは、「失敗しても当たり前」という意識でやってみましょう。
最初から上手くやろうとすると、不安や恐れから行動できなくなってしまいます。「どうなるか試してみて、結果を見ながら軌道修正をしていこう」という軽い気持ちで取り組んでみるといいですね。
(4)率直に意見してくれる味方を作る
自分の姿は、自分では案外わからないものです。
もし自分が間違ったことをしたときには、「今のは、やりすぎ」など、率直に意見を言ってくれる人を持てると、遠慮なくチャレンジしていけます。
信頼できる味方に、「もし私が暴走したり、おかしな方向に進んでいたりしたら止めてね!」と伝えておきましょう。
(5)過去の失敗を許す
過去に失敗したことや、やるべきだったのにできなかったことは、今から自分を責めてもどうにもなりません。過去の自分は過ちも犯したけれど、あのときはベストを尽くしたのだと思って受け入れましょう。
今のがんばりを承認することで、何かあったときも立ち直りが早くなります。
いい意味での図太さを手に入れると楽になる
どんな性格にもいい面と悪い面があるように、図太い性格にも、いい面と悪い面があります。
いい面は、人目を気にしないので人間関係のストレスが少なく、自分の道を大胆に進んでいけるところ。一方の悪い面は、空気が読めず人の気持ちに気づかないことがあるので、敬遠されてしまうリスクです。
人に気を遣う繊細なタイプの人は、いい意味での図太さを取り入れてみると、人間関係のストレスが減ってほどよくバランスが取れると思います。いざというときに自分を守る「優しい図太さ」を、隠し持っておけるといいですね。
(高見綾)
※画像はイメージです
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※この記事は2019年09月20日に公開されたものです