「人がよすぎる」は損? 性格を変える方法
人がよすぎる人のデメリット
「人がよすぎる」人は周囲の人から信頼されるなどのメリットもありますが、一方でデメリットも。
どんなデメリットがあるのかご紹介します。
1.人の意見を鵜呑みにする
人がよすぎる人は、他人の言葉を真に受けることが多いです。
それは人がいいあまり、人は本質的に善人だと信じていて、他人を疑わないから。
言われたとおりに行動することも多く、高圧的で軍隊のような統率をする上司には好かれますが、「自分で判断して行動してほしい」と考えている上司からすると物足りなく思われてしまいます。
また、イエスマンになりやすいので、ある程度は出世できても真のリーダーシップを発揮するのが難しい場合も。
恋愛でも、亭主関白タイプの男性との相性はいいのですが、相手が無理な要望をぶつけてきても反論せず従ってしまい、支配的な関係に陥ってしまうリスクもあります。
人から利用されやすいので、ときには注意が必要です。
2.一点集中型の行動をする
お人よしな人は、過保護な家庭で育ったタイプが多く、否定的な価値観をあまり持たないまま大人になっていることがあります。
そうやって肯定的な価値観を持った結果として、自分がいいと思ったものを盲目的に信じる傾向があり、多角的な思考をするのが苦手です。
その率直な姿勢は長所なのですが、自分から質問することも少なく、与えられた情報だけで行動しがちなのが玉にキズ。
何かに熱中すると視野が狭くなり、目の前の情報だけで判断して動いてしまうので、まわりから「短絡的だ」と思われてしまうことも。
仕事ではマルチタスクが苦手で、ジェネラリストにはなりにくいかもしれません。
また、恋愛も不器用で、忙しいと恋人との記念日を忘れてしまったり、大事な用事をすっぽかしてしまったりとケンカの火種を蒔くことがあります。
3.決断力がない
人がよすぎる人は、めったに自分で意思決定することはなく、結論に飛びつくことはほとんどしません。
その分まわりと揉めることは少ないのですが、ここぞというときの判断を人に任せてしまい「人任せで決断力がない人だなあ」と頼りなく思われてしまうことも。
自分の弱さをさらけだせるのが人がよすぎる人の長所でもあるのですが、頼りなさや優柔不断さといったネガティブな印象を与えてしまうリスクもあるので、自分で責任を持って行動することも大切です。
そうしないと、まわりがうんざりしてしまうかもしれません。