デートにマスクはあり? 花粉症女子の本音
多くの人が花粉に悩まされているこの季節。くしゃみ、鼻水、涙の3重苦は、いかんともしがたいところですが、恋する女性にこの3重苦はどう影響するのか。
そこで今回は、花粉に悩む働く女性のみなさんに、デートのときにマスクを着けていくか、着けていかないかを聞いてみました。
マスクを着けていくという人の意見
隠したい派
・「マスクがないと、もっと悲惨な状態になり、デートどころでない」(27歳/食品・飲料/販売職)
・「鼻水がダラダラよりかはマシ」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「ふいに鼻水が出てしまうことがあるから隠したいから」(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職)
少し初々しさを感じる意見です。やはりデートのときは、かわいい女性でいたいですよね。
エチケット派
・「本当にひどくてくしゃみなど出るなら、相手にも申し訳ないので、エチケット的にマスクする」(30歳/その他/販売職)
・「花粉に対する対策と、くしゃみをしたとき、つばなどが周りに飛散しないようにしたいから」(33歳/金属・鉄鋼・化学/その他)
・「マナーだと思うし外出するならマスクしてもいいと思う」(32歳/食品・飲料/その他)
インフルエンザや風邪のときと同じく、くしゃみで唾を巻き散らすことを気にして、マスクを着けるという、相手を配慮しての意見です。
我慢できない派
・「具合が悪いなら仕方ないと思う。気にしない」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「自分の症状のほうが大事だから」(29歳/その他/その他)
・「しんどいのだから仕方ない」(23歳/学校・教育関連/専門職)
辛いけど会いたいし、デートもしたい。それも恋する女心だと思います。マスクを着けてデートするのは気が進まないけど、辛いのですから仕方ありませんね。
見た目じゃない派
・「むしろダメな理由がわからない。ダメと言う人は顔にしか惚れてないと思う」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「その人の個性であり、男性でも花粉症の人は多いと思うので理解してくれていると思うから」(24歳/金融・証券/営業職)
・「花粉症がしんどかったり咳が出たりその理由を受け止めてこそカップルだと思う」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
「オンナは心だよ」とか「私のことを理解してよ」という声が聞こえてきそうな意見です。花粉に悩む女性の逞しさみたいなものを感じ、かっこいいとさえ思えてしまいます。
歓迎派
・「お揃いのカラーマスクをしているのは可愛いと感じるから」(25歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「前歯が大きいのがコンプレックスなので、マスクは都合がいい。」(28歳/その他/その他)
・「マスクしているからこそのメイクがある、マスクしていてもデートの内容が変わるわけではない」(24歳 /情報・IT/販売職)
とても前向きな意見で、マスクつけることを楽しんでいるようですね。確かに最近は、マスクのバリエーションが増え、ファッションのひとつとして捉えられている向きもありますよね。
マスクを着けていかないという人の意見
恥ずかしい派
・「見栄えがよくない」(27歳/通信/営業職)
・「かっこ悪いから」(27歳/学校・教育関連/販売職)
・「恥ずかしいから」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職)
彼の前ではいつも、元気でかわいい女性でいたいものですよね。マスクをつけていくことで、余計な心配をさせてしまいますし、顔を隠すのは恥ずかしいと思ってしまう人が多いようです。
メイクが崩れちゃう派
・「せっかくのデートでメイクもしているのにマスクをすると、マスクを取ったときにメイクが崩れる」(31歳/商社・卸/その他)
・「せっかくの化粧が落ちるから」(29歳/学校・教育関連/秘書)
・「メイクが崩れるのが嫌だし、相手に失礼な印象を与えると思うから」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職)
いつもより丁寧にメイクして出かけても、室内に入ってマスクをとった瞬間、口紅が口からはみだしていたり、鼻頭のメイクが剥げていたり。マスクの最大の欠点は、メイクが崩れることかもしれません。
愛が語れない派
・「キスできないし、口元が見えないと表情がわからないから。相当気心が知れていればいいかもしれないが」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「お互い顔を見たいし、スキンシップをとったり表情を読むために」(24歳/情報・IT/技術職)
・「デートのときは相手の顔が見たい」(26歳/その他/その他)
表情が読めないと「愛が語れない」というのも納得の意見です。2人で一緒に楽しむというより、2人の時間を楽しむ派と言い換えることができるかもしれません。とても素晴らしい時間ですね。
・「彼がマスクしてると顔が見えなくて悲しいなあと言われたことがある! 自分も花粉症でマスクしてるんだけどね。笑」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「笑顔がみえない、つまらなそう」(32歳/金融・証券/営業職)
ラブラブで幸せそうな光景が浮かんできて、ちょっと楽しくなってしまいました。
まとめ
数字だけでみると、花粉に悩んでいる女性の76%はデートのときに、マスクを着けていくと答えています(有効回答数197件)。彼との関係の深さやデートの回数、過ごし方によっても、マスクを着けていくか、着けていかないかは判断が分かれるところです。
日本人の多くがマスク着けて街を歩いているのをみて、ある海外の保険会社は日本への進出を決めたんだとか。人に迷惑をかけない、トラブルは事前に予防する、という考え方が日本人には身についているのでしょう。
本来の楽しいデートができるように、花粉の季節が早くおわるといいですね。
(マイナビウーマン編集部)
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月28日~3月29日
調査人数:389人(22~34歳の働く未婚女性)
※この記事は2019年04月02日に公開されたものです