お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

頼りになる人の特徴13個。頼られる人になるにはどうすれば良い?

笹氣健治(心理カウンセラー)

「頼りになる人」になるには?

「頼りになる人」の特徴を読んで、「私もこんな人になれたら良いな」と思った人もいるかもしれません。それではいったいどうすれば「頼りになる人」になれるでしょうか? 次は、「頼りになる人」になるために必要な考え方や行動をご紹介していきましょう。

(1)「頼りになる人」になった時のことを考える

「頼りになる人になりたい」という願望を現実のものにするには、本気で目指す必要があります。「なれたら良いな」と考えているだけでは、何も変わりません。

本気になるためには、「実際にそうなれたとしたら、どんな良いことがあるのか」を考えてみると良いでしょう。

それが自分にとって価値のあるものだと分かれば、本気で目指そうという気持ちになれるはずです。

(2)今の仕事に精通する

頼りになる人になるには、仕事ができることも重要でしょう。

そのためには、実務経験を積む必要があります。さらに、業務に役立つ関連知識やスキルを自主的に学ぶ姿勢も大事です。

そうやって、今やっている仕事に精通することから始めると良いでしょう。

(3)足りない点を自覚する

先ほど挙げた「頼りになる人」に見られる特徴13個の中で、今の自分がもっと伸ばせそうなことはいくつあったでしょうか?

できていない点を自覚することで初めて、これから自分が何を強化すべきなのかが、はっきり見えてきます。自分に何が足りないのか、現実を直視することが必要なのです。

(4)身近なお手本を見つける

身近に「この人は頼りになる人だな」と思う人はいますか?

もしいたら、その人の仕事ぶり、コミュニケーションの仕方、態度や表情など、どういったところから「頼りになる」と感じるのかを観察してみましょう。

そして、日常的にその言動をまねするよう意識すると、自分が理想とする「頼りになる人」に近づくことができます。

(5)毎日の行動目標を決める

今の自分に足りない点や、お手本となる人のまねしたい言動を明確にしたら、それらを着実に身につけていくため、毎日の行動目標を決めましょう。

自分を変えるためには、「今日はこれを心掛けよう」という具体的な行動を明確に意識することが役立ちます。

(6)毎日の行動の結果を振り返る

行動目標が達成できたかどうか、毎日振り返ることも重要です。そして、うまく行動できた時は、なぜできたのか考えてみてください。

何を意識したことでうまくできたのかはっきり理解しておくと、これからも繰り返しできるようになるための参考になります。

(7)努力している自分を認める

頼りになる人になろうと毎日努力していても、なかなか思うようにできない時も多いかもしれません。

しかし、たとえうまくできなくても、努力している自分がいることを認めてください。

理想の人物になろうと前向きに頑張る自分、向上心がある自分を認めることは、これからも頑張ろうと思い続けるためのモチベーションにつながります。

(8)感情のコントロール法を学ぶ

頼りになる人が感情面で常に安定しているのは、感情のコントロールができているからです。

感情をコントロールするための方法として、アンガーマネジメントや認知行動療法の手法が役に立ちます。

これらに関する本はたくさん出ていて、読むだけでも効果が期待できる簡単な方法ですので、ぜひ学んでみることをお勧めします。

また、感情面で安定するためには、カウンセリングを活用するのも1つの方法です。カウンセリングでは、大きな悩みだけでなく、日常的に生じる些細な悩みについても相談できます。

カウンセリングを受けると自分を客観視することができるので、それも自分の感情をコントロールするためにとても役立つのです。

(9)頑張りすぎない

「頼りになる人」になろうと意識することは大事ですが、頑張りすぎるのも良くありません。

無理しすぎると心身共に疲れてしまい、行動が空回りして、かえって評判を落とすことにもなりかねません。

頼りになるかどうかは行動を積み重ねた結果。頼られる人としてふさわしい行動を継続していれば、自然に頼りになる人になれるものです。

▶次のページでは、「頼りになる人」と「頼りにならない人」のちがい、「頼りにされる」ことの意味を解説します。

次のページを読む

SHARE