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失恋が辛い! 助けて! 失恋がつらい理由と立ち直り方8つ

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

失恋が辛い理由とは? 1週間、1カ月、3カ月と続く失恋後の辛い期間。思い出すたびに胸が苦しくなりますよね。今回は、失恋後の期間別の過ごし方、辛い失恋からの立ち直り方8ステップなどを紹介します。

失恋は、心が壊れると思うほど辛いもの。

今までがんばってきた自分を否定されたように感じ、これから先どうやって生きていけばいいのか、いつまでこんな状態が続くのか、と絶望してしまいます。ですが、今の死ぬほど辛い気持ちは、いずれあなたの優しさの糧となって次の恋愛へと導いてくれます。

今のあなたはどう過ごせばいいのか、立ち直るにはどうすればいいのか、恋愛コラムライターのひろたかおりがお話しします。

Check!:失恋から立ち直る方法は? 心理カウンセラーが教える7つの方法

恋愛における「失恋」の意味とは?

大好きだった人に失恋すれば、「これ以上好きになれる人なんてもう現れない」とこれから先の未来に絶望してしまうことがあります。

ですが、好きになれば必ず相手からも好かれるという保証がないのが恋愛であって、あなた自身も、誰に好かれても受け入れられるわけではないですよね?

恋愛には、絶対にうまくいくという約束はありません

だからこそかなえるためにがんばるのであって、その結果がたとえ失恋であったとしても、それはひとつの結果でしかないといえます。

失恋した彼とうまくいかなかったからといって、次の相手とも失敗するなんてことは決まっておらず、未来を悲観する必要はないのですね。好きになる相手が変われば、自分もまた新たな愛情を育てていけます。

失恋は、あなたの恋愛すべてを否定するのではなく、今の相手とうまくいく機会を失っただけ。それより考えたいのは、それほどひとりの人を愛することができた自分です。夜も眠れないほどのその辛さは、あなたが深い愛情を持てる人間であることを教えてくれます。

失恋は、ひとつの結果でしかありません。それを忘れないでください。

参考記事はこちら▼

失恋も悪くなかったと思いたい……。そんなあなたに、失恋が持つ意味をより詳しく解説します。

失恋がこんなにも辛い理由とは?

思いを打ち明けて振られたのであれ、交際中の恋人に別れを告げられたのであれ、失恋の辛さは自分の気持ちを相手に受け入れてもらえなかった事実にあります。

相手に愛されるためにがんばってきたこと、相手を信じてやってきたことがすべて拒否されたように感じ、自分の価値なんてどこにもないように思いますよね。

辛くなるのは、それだけあなたがその人をしっかり愛してきた証拠です。

軽い気持ちであれば、失恋しても大きなショックを受けることはなく、さっさと次の恋愛へ進めるでしょう。

誰でもいいから助けて、こんな辛い気持ちどうすればいいかわからない、と混乱するほど悲しいのは、心から愛していたからこそ。受け止めてもらえなかった事実に耐えられないからです。

また、失恋が辛い理由は世代によっても事情が異なるでしょう。

20代の失恋が辛い理由

10代のころの恋愛は遊びに近い感覚があったかもしれませんが、20代からの恋愛は本気。恋人とさまざまな「初めて」を経験したはずです。初めてすること、初めて行く場所……。全てがキラキラと輝き、尊く感じる思い出ですよね。それを手放したくないと思うからこそ、楽しかった瞬間が頭をよぎって辛い気持ちになるのでしょう。

30代の失恋が辛い理由

30代の恋愛では、結婚を意識する人も多いのではないでしょうか。「この人と将来一緒にいよう」「最後の恋にしたい」と決めていたのに、突然訪れた別れ。想像していた未来が崩れ去ることに喪失感を抱き、辛く感じるのが30代の失恋あるあるかもしれません。

40代の失恋が辛い理由

40代の恋愛は、一世一代の出来事だったと言えそうです。相手は「この年で、こんなに好きになれる人に出会うと思っていなかった」という存在のはず。もしくは、長年寄り添ってきたパートナーだったのかもしれません。そんな人との別れなのですから、辛くて当然dでしょう。

なぜ? 失恋を忘れられない心理的状況

辛い経験は忘れてしまいたいはずなのに、なぜ人は失恋を忘れられないのでしょうか。心で起きていることを解説します。

(1)深い心の傷になっている

片思いの相手への失恋は、信頼した相手から拒絶されるという経験をすることになります。また、恋人との別れは、以前は愛してくれていた人に自分を否定されるということです。

心を開いた相手だからこそ、拒絶されて受けるダメージはとても大きいのです。そして、傷ついた痛みが心に残って忘れられなくなります。

(2)辛すぎて受け入れられない

恋愛の初期段階は「ずっと一緒にいよう」と伝え合ったりするでしょう。しかし、失恋したのなら、途中で互いの心が離れてしまったわけです。

失恋が辛すぎると、時系列を混同して、「好きと言ってくれた」「私を好きなはず」「誤解が解ければ大丈夫」などと、相手の心が離れた事実が受け入れられない場合があります。

人は、「恋が終わった」と認識しないと忘れられないのです。

(3)思い出を美化している

失恋したときはあんなにつらい思いをしたはずなのに、いざ離れてみると楽しかったことばかり思い出したりします。

好きな人との美しい記憶を思い出すのは快感で、思い出すたびに美化されていく傾向があります。結果、「彼氏(彼女)が忘れられない」と執着しやすいのです。

(4)「あんな男性(女性)以上の人は現れない」と制限している

相手のことが大好きで過去最高の人だったとすると、「彼(彼女)以上の人は現れない」と思うこともあるでしょう。

しかし、これは同時に「彼(彼女)以上に誰のことも好きにならない」と自分の心に制限をかけています。この状態では新しい恋人候補と出会っても心は動きません。

▶次のページでは、失恋の辛い気持ちと向き合いながらどう過ごせばいいか、期間別に紹介します。

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