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専門家 デート・カップル

つらい失恋を忘れるには。心理学から見た忘れられない8つの理由と対処法

大塚統子(心理カウンセラー)

つらい失恋をしたことはありませんか? なかなか忘れることができず、次の恋に進むこともできない。なぜ人は失恋すると、すぐに気持ちを切り替えることができないのでしょう? 心理カウンセラーの大塚統子さんに、失恋をしたときの心理状況と忘れるための方法について伺ってみました。

恋人との別れでも片思いでも、失恋はつらいものです。早く忘れたいのに毎日のように思い出してしまったり、忘れようとしても忘れられなかったり。

「終わった恋愛」と頭では分かっているのに、なかなか気持ちが整理できずに苦しさが続いたりします。

失恋を忘れにくいのはなぜか。その心理的な状況と、失恋を忘れる方法について紹介します。

失恋を忘れられない8つの心理的状況

つらいことは忘れてしまいたいはずなのに、なぜ人は失恋を忘れられないのでしょうか。心で起きていることを解説します。

(1)深い心の傷になっている

片思いの相手への失恋は、信頼した相手から拒絶されるという経験をすることになります。また、恋人との別れは、以前は愛してくれていた人に自分を否定されるということです。

心を開いた相手だからこそ、拒絶されて受けるダメージはとても大きいのです。そして、傷ついた痛みが心に残って忘れられなくなります。

(2)愛された記憶と痛みがセットになっている

人には「愛してほしい」という心理的欲求があります。特に恋人の距離感で愛されたことは、特別な体験として記憶されます。

相手から大切にされた恋愛ほど、失恋から時間がたっても、元彼(元彼女)に愛された記憶と「もうそれが手に入らない」痛みとをセットで思い出しやすいのです。

(3)後悔で心の時間を止めている

「あのとき、○○しておけば」「私がもっと〇〇していれば」などと後悔にとらわれているとき、心の時間は過去で止まっています。例えば、1年前の失恋でも、まるで昨日起きたことのように心は感じ続けてしまうのです。

心残りがあると、そのことで自分を責め続け、失恋が忘れにくくなります。

(4)つら過ぎて受け入れられない

恋愛の初期段階は「ずっと一緒に居よう」と伝え合ったりするでしょう。しかし、失恋したのなら、途中で互いの心が離れてしまった訳です。

失恋がつら過ぎると、時系列を混同して、「好きと言ってくれた」「私を好きなはず」「誤解が解ければ大丈夫」などと、相手の心が離れた事実が受け入れられない場合があります。

人は、「恋が終わった」と認識しないと忘れられないのです。

(5)思い出を美化している

失恋したときはあんなにつらい思いをしたはずなのに、いざ離れてみると楽しかったことばかり思い出したりします。

美しい記憶を思い出すのは快感で、思い出すたびに美化されていく傾向があります。結果、「彼(彼女)が忘れられない」と執着しやすいのです。

(6)「彼(彼女)以上の人は現れない」と制限している

相手のことが大好きで過去最高の人だったとすると、「彼(彼女)以上の人は現れない」と思うこともあるでしょう。

しかし、これは同時に「彼(彼女)以上に誰のことも好きにならない」と自分の心に制限をかけています。この状態では新しい恋人候補と出会っても心は動きません。

(7)愛することをやめている

失恋したときに、「自分の愛は相手にとって迷惑になる」などと誤解する場合があります。そして、誰かを愛することをやめようとします。

心理的には「愛されない」苦しみよりも「愛せない」苦しみの方がつらいものです。

(7)失恋相手に怒っている

「あなたのせいで私は幸せになれない」と失恋相手に怒っている場合があります。たとえ怒りであっても、そこには「相手に関心を持ち続けていたい」という気持ちが隠れています。

(8)自分が好きだと思える自分でいられない

恋愛中は恋人を愛することや恋人から愛されていることで、自信が持て、自分が好きだと思える自分でいやすいものです。

失恋が忘れられないのは、あの恋愛をしていたときのように「自分が好きな自分でいたい」という願望があるからかもしれません。

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