つらい失恋を忘れる方法は? 心理学から見た忘れられない理由&対処法
心理学から見る失恋を忘れる10ステップ
ここからは、失恋を忘れるための心理学的なアプローチを10のステップに分けて紹介します。
ステップ1:きちんと悲しむ
どんな失恋でも心は痛みます。「あんな人、本当は好きじゃなかった」と無かったことにするのはやめましょう。
失恋後は悲しみ、泣いていいのです。
つらい気持ちを感じることで、心は失恋の事実を受け入れていきます。特に失恋の歌を聴くと泣きやすくなるでしょう。
ステップ2:「好きだった」と言葉にする
好きな人に好きと言えなくなるのはつらいことです。もう本人には伝えられなくても、「好きだった」と過去形で声に出してみましょう。
友達に聞いてもらったりして、思いを吐き出すと心が軽くなるでしょう。
ステップ3:「つらかった」「頑張った」と認める
「つらくなんかない」と抑圧せずに、感じる気持ちを全部認めましょう。そして、そんなにつらくなるまで「よく頑張った」と自分を肯定しましょう。肯定は心を元気にします。
ステップ4:反省はしても自分を責めない
なぜ失恋したのか、反省する点がある場合は反省しておきましょう。恋愛の失敗パターンを改善できれば、次の恋愛がうまくいきます。ただし、自分を否定し過ぎないようにしましょう。
ステップ5:自分のいいところを探す
失恋した自分の駄目なところばかりを見て、自分を責めていると苦しいだけです。自分にあるいいところを探して、自信を取り戻しましょう。人には必ずいいところがあります。
ステップ6:出さない手紙を書く
後悔があるのなら、失恋相手への手紙を書いてみましょう。ただし、実際に相手には渡しません。手紙を書く作業の中で自分の気持ちを整理していくのです。
ステップ7:思い出させるものを手放す
今までのステップを踏むことで心の準備ができたら、相手からのプレゼントやLINEなどのメッセージ、写真などを手放しましょう。
また、相手のSNSアカウントへ投稿を見に行くこともやめましょう。本人を思い出させるものと物理的に距離を取るのです。
相手が職場の人の場合、失恋直後はできるだけ会う機会を減らす、できるだけ接点を持たないように努めましょう。そして最終的には、居ても気にならなくなることを目指しましょう。
ステップ8:自分の成長を褒める
その人と恋愛をして、何かしら自分が成長した部分があったはずです。それを探して、自分を褒めてみましょう。自分の成長が感じられると、次の恋に進みやすくなります。
ステップ9:相手に感謝する
たとえ失恋することになったとしても、好きになれる人と出会えたのは素晴らしいことです。失恋直後には難しいかもしれませんが、相手に感謝をしてみましょう。
感謝することで相手が自分を苦しめる存在でなくなっていきます。
ステップ10:新しい恋をする
「あの人以外に自分を愛してくれる人はいない」と思っているとつらくなります。新しい誰かを自分から愛していくことにチャレンジしましょう。愛そうとすると、自分の魅力も表現されやすくなります。
無理に失恋を忘れようとした場合のデメリット
なお、気持ちをしっかりと整理せずに失恋を無理に忘れようとすることはおすすめしません。
なぜならば、人は忘れようとすればするほど考え、繰り返し思い出します。そして、また失う恐れを感じると、逆にしがみつきやすくなります。
また、「忘れなければ」と焦ることで、忘れられない自分を責めてしまうことも。忘れられないのには何か理由があるはずです。そこに向き合わず、無理に忘れる必要はありません。
時間に任せて、ゆっくりと心を癒して
失恋は忘れたくてもすぐには忘れられないものです。失恋直後は感情的になるのが自然ですし、悲しんでいいのです。
少し時間がたって落ち着いてきたら、手紙を書いたり、思い出の品を手放したり、気持ちの整理に取り組んでいきましょう。
そして、趣味に没頭したり、友達と過ごしたり、楽しいと感じる時間を徐々に増やしていきましょう。心を喜びで満たしていくと、いつの間にか失恋が過去の出来事になるでしょう。
(大塚統子)
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※この記事は2020年05月20日に公開されたものです