「手をつなぐ」or「腕を組む」どっちが好き? #恋の答案用紙
女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「デート中のスキンシップ」にまつわるアンケート。
「手をつなぐ」or「腕を組む」どっちが好き?
「手をつなぐ」or「腕を組む」どっちが好き?
寒さが厳しくなるこの時期。恋人同士で寄り添えば、身も心もあたたまる。
彼に肩を引き寄せられたり、指を絡めて恋人つなぎをされたり……なんて胸キュンのスキンシップで相手のやさしさや温もりを感じ取れたらうれしいよね。たとえ街中でも、触れ合うことで「私たちは愛し合っているんだ」と確認することもできる。
デート中のそんなスキンシップを、男性諸君はどう思っているのでしょう? 今回は、定番のスキンシップ「手をつなぐ」と「腕を組む」、どっちが好きなのかを聞いてみたよ!
Q. 女性と手をつなぐor腕を組む、どっちが好き?
手をつなぐ:70.8%
腕を組む:29.2%
※有効回答数281件
「腕を組む」より「手をつなぐ」支持派が圧倒的勝利という結果に! その理由はいかに……。
「手をつなぐのが好き」派の理由
人前でベタベタするのが苦手
・「あまり人前で過剰にベタベタするのは、気恥ずかしい感じがする」(39歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「単純に腕を組むのが無理なので、手をつなぐほうがいい。腕を組む感じはイチャイチャしすぎて外野の目が気になるから。外ではイチャイチャしたいと思わない。恥ずかしいから」(26歳/建設・土木/営業職)
え~っ! 「恥ずかしいから」「手をつなぐほうがイチャイチャしていないように見えるから」なんて、彼女からするとなんとも寂しい話。なんでこうも体裁を気にするのか……。できれば「世間も他人も気にしない!」と積極的にリードしてほしいよね。
しか~し、今どきの草食系男子にはポジティブ精神で行かねば。「人前でイチャイチャするのが嫌」=「人前でなければイチャイチャしてもいい」と捉えましょう。個室のレストランやカラオケデートに誘ってみるのはどう? 彼もまんざらじゃないかもしれないよ(笑)。
肌同士が触れ合うのがうれしい
・「手のひらの密着感で十分満足です」(39歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「腕を組むと体温を感じないので、手をつないだほうが体温を感じることができていい」(35歳/生保・損保/営業職)
「肌同士が触れ合ってお互いの体温を感じることができる」……これこそ、恋人同士が手つなぎを選ぶべき最大の理由でしょう。それに、男性側から腕を組むわけにはいかなくても(笑)、女性の手を取ることはできるしね。
彼女の手を取る行為は、「自分が引っ張っていこう」という意気込みと「この女は俺のものだから」という独占欲の表れでもあるの。男性にとってのスキンシップは、愛をたしかめ合うだけが目的ではないのです。
手をつなぐほうが、対等な関係性に思える
・「手をつなぐほうが、お互いの関係がイーブンに感じられるから」(38歳/その他/事務系専門職)
・「安心していられるから。それとお互いがやさしく関係をとれるから 。腕を組むと力関係が見えてくる」(39歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
うーむ、やはり男性は周囲からの見られ方が気になるようで……(笑)。
腕を組むのは「女性が男性の腕につかまる」という男性優位な体勢のため、女性を従えているような印象になりやすいもの。それにひきかえ、やさしくて穏やかな印象を与える手つなぎスタイルを好むのは、今どきの草食系男子ならでは。手をつなぐ行為は、恋愛における「フラット」「公平」の象徴なのです。
「腕を組むのが好き」派の理由
密着感がたまらない
・「腕を組んでいるほうが、密着感があり安心できる。また、組むだけなので両手をフリーに使える」(25歳/機械・精密機器/専門職)
・「密着感があり、私は好きです。歩きにくい場合は手をつなぎます」(33歳/ソフトウェア/技術職)
手をつなぐのとちがって腕を組むのは、彼女との密着範囲が広くなります。男性の性的欲求を満たすひとつの方法でもあるよね。腕にギュッと絡まってきて、肩に頭をちょこんと乗せられたら、男性はもうたまりません。
また、体全体を自分に預けられている感覚は「俺って頼られている?」という優越感にも浸れます。彼にもっと寄り添いたいときは、お酒の力を借りて腕を組んで甘えるのもアリ! 「おおっ、かわいいな」と喜んでくれるでしょう。ただ、ガチで泥酔した状態でやると、逆に引かれてしまう可能性もあるのでご注意を(笑)。
腕を組むほうが大人っぽい
・「手をつなぐのは子どもじみているかな。腕を組むほうが密着感もあるから好き」(36歳/その他/その他)
・「手をつなぐのは高校生まで、腕組みのほうが大人な感じがする」(28歳/運輸・倉庫/その他)
男性は年齢を重ねるにつれ、手をつなぐことが恥ずかしくなってくるのね(汗)。それはきっと、まわりからナメられたくない男のプライドが邪魔してのこと。「子どもっぽく見られたくない」「大人っぽく見られたい」なんて、愛情以外のことが気にかかるとは!
そんなタイプの男性と付き合っているなら、人目の多いところでは腕を組んで、それ以外の場所では手をつなぐなど、彼女が機転をきかせることで満足するかも。もう、プライドの高い男性って本当に大変!
恋の教訓:彼氏に愛情を伝えるなら、言葉よりスキンシップが有効!
自分から積極的にスキンシップをとってくれるタイプの彼氏なら、問題なし! あなたは彼の愛を感じて、幸せを噛みしめることができるでしょう。
しか~し、スキンシップが苦手な男性も存在します。そんな消極的な彼氏には、あなたのほうから手や腕を絡めちゃおう。きっと彼はスキンシップが嫌いなのではなく、シャイなだけ……。手や腕をギュッと握ってあげれば、彼は自信や安心感を得られるでしょう。
「あなたが好き」「もっと一緒にいたい」と直接的な言葉を出さなくとも、スキンシップをとることで、彼にはその気持ちがちゃんと伝わります。腕だろうが手だろうが、“相手に触れる行為”そのものが大事な愛情表現なのよ。あなたの愛をキャッチしたら、彼のほうからさらなるスキンシップを求めてくれるかも。
もうすぐクリスマス。デート中のスキンシップで、お互いに幸せを感じることができますように!
(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年10月10日~10月12日
調査人数:281人(22~39歳の働く男性)
※この記事は2018年12月08日に公開されたものです