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若く見える髪型とは? ショート・ロングヘアの例【美容師監修】

小林篤史(MINX銀座中央通り店)

中田ボンベ@dcp

髪を若々しく見せるためのケア方法

老けて見える原因として挙げられるのが「髪質が悪いこと」です。たとえばツヤがない、色ムラがある、ぱさつき、枝毛、切れ毛など、髪の毛にダメージがあると老けて見えます。

(1)エイジング毛を増やさない

昨今、美容に関して「エイジング」という言葉をよく耳にすると思いますが、髪の毛にも「エイジング毛」というものがあります。頭皮は年齢とともに地肌の厚みが低下し毛細血管が委縮(いしゅく)します。これが「頭皮のエイジング」です。

頭皮には帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という腱膜があり、これが加齢により引き伸ばされ、頭皮が硬くなります。それにより毛細血管が委縮して血流が悪くなり、髪が栄養不足になってしまうのです。この加齢による栄養不足の髪がエイジング毛です。

エイジング毛の特徴は「カクカクしている」「いびつな形の毛髪がある」「ツヤが昔と比べて段々低下してきた」「毛髪が固く弾力がなくなってきた」などです。エイジング毛が増えれば増えるほど老けて見えます。

参考記事はこちら▼

(2)髪にツヤを出す

ダメージを受けた髪はエイジング毛に似ているため、傷んだ髪があると老けて見えてしまうものなのです。つまり髪にツヤがありきれいであれば若く見えるということ。

髪にツヤを出す方法としては髪質に合ったシャンプー、トリートメントを使うこと、サロントリートメントをしっかりと行うこと、髪はしっかり乾かすこと、髪をていねいに扱うことなどです。自分のできる範囲で行いましょう。

(3)明るい髪色にする

また髪にカラーを入れるなど、明るい色にすることも若い印象を与える方法のひとつです。

たとえば、外国の人の髪色のような、ハイトーンで明るく透明感のあるカラーは若く見えます。ほかにも、アッシュやグレー、マットのような寒色系で、くすみのある色も柔らかな印象を与え、若く見えるもの。

反対に、パープルや赤紫のようなラベンダー系は大人っぽく見えるカラーです。

髪のケア方法は人それぞれです。自分に合った最適のヘアケア方法を知り、できる範囲で髪をいたわるようにしてください。

次ページ:髪型やカラーだけでなくヘアケアも重要

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