お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ストレスに弱い人の特徴とは? ストレスに強くなる3つの習慣【心理カウンセラー】

秋カヲリ

ストレスに強くなる方法はある?

次に、ストレスに強くなる方法を紹介します。まずは、ストレスを感じる原因を知っておきましょう。

人はなぜストレスを感じるの?

人は、不安を感じるとドキドキしてストレスを感じます。しかし、それよってアドレナリンが出て戦闘態勢に切り替えることができます。大昔、人が狩りをしていた時代は、狩猟中に大きなストレスを抱えながら獲物と対峙していました。このように、不安などの脅威を乗り越えるためにストレスを感じてアドレナリンを出し、成長へつなげているのです。

ストレスに強くなる3つの習慣

ストレスを感じる原因はわかったものの、具体的にはどのようにしてストレスに強い精神力を身につければいいのでしょうか? ここではストレスに強くなる3つの習慣を紹介します。日頃から意識して、習慣化しましょう。

(1)「ストレスは成長のもと」と考える

大変だったりつらかったりと苦労しても、それをプラスに捉える人はストレス耐性があります。実際、ストレスは悩みともリンクしていますが、幸福感ともリンクしています。苦しみを乗り越えることで幸福感を覚えるのです。

ストレスをなくせば確かに楽にはなりますが、幸福感もなくなってしまいます。つまり、人生が味気なくなるのです。成長のためのストレスは積極的に取り入れると、結果的に幸福になります。苦しくストレスを感じることがあっても「これで成長できる」と思ってプラスに捉えるようにしましょう。

無茶な目標を立てない

無茶な目標を立てたり、高すぎる理想を掲げたりすると、自分に負荷をかけすぎてしまいます。うまくいく可能性も低くなるので、過剰なストレスを感じやすくなるのです。ある程度のストレスは成長のもとですが、あまりにも強いストレスをかけると心が潰れてしまうので本末転倒です。

ストレスには変化によるストレスと、落胆によるストレスの2種類があります。プラスになるのは変化によるストレス。自分で「もっとこうなりたい」と決意してそれに向かって努力するとき生じるストレスは、よりよい未来へ導いてくれます。一方、「きっとできないだろう」と落胆して無力感を抱えるストレスは、ネガティブな思考になって悪い結果に陥りがち。無茶な目標を立てず、少し背伸びしたら届くくらいの目標を立てましょう。

運動をする

ヨガや散歩など、できる範囲で運動をするとストレス解消に役立ちます。ストレスを感じてからだとなかなか効果が出にくいので、ふだんから運動する習慣を身につけておくといいでしょう。習慣化すると、その分ストレス耐性が強い精神を育てることができます。

できれば日中、日の光を浴びながら運動するとより効果的です。メンタルが弱くなっているとき、ストレスに押しつぶされそうなときこそ外に出て運動をしましょう。

次ページ:ストレスを恐れなければ大丈夫

SHARE