ストレスに弱い人の特徴とは? ストレスに強くなる3つの習慣【心理カウンセラー】
こんにちは、心理カウンセラーの萩原かおりです。毎日忙しくしていると、ストレスが溜まって息苦しくなる人も多くいるようです。仕事や家事などでなかなか自分の時間が取れず、息抜きできずに悩んでいませんか? ストレスに弱い人であっても、たった3つの習慣を取り入れればストレスに強くなれます。今回は、ストレスに弱い人の特徴、そしてストレスに強くなる方法を解説します。
ストレスに弱い原因はなに?
まずは、ストレスに弱いかどうかチェックするためにも、ストレスに弱い人の特徴と原因を探っていきましょう。
ストレスに弱い人の特徴5つ
ストレスに弱い人には共通点があります。あなたにもこんな一面はありませんか?
当てはまる項目が多いほど、ストレスに弱い傾向があります。心配な方はチェックしましょう!
(1)人から嫌われたくない
人から嫌われたくないという思いが強いと、常日頃から「嫌われないように行動しよう」と考えてしまうので、それだけでストレスが溜まります。自分の意志で行動するのではなく、まわりの人に合わせて行動するので、いつも無理している状態になるのです。また、相手が自分の予想とちがった反応をすると「もしかしたら嫌われたのかも」と不安になってさらにストレスがたまるでしょう。
(2)自分と他人を比較してしまう
自尊心が低いと、つい自分と他人を比較して一喜一憂しがちです。相手によって自分の評価が変わるので、いつも心が落ち着きません。年収はいくらか、貯金はどれくらいあるか、恋人はいるか、仕事で活躍しているか、家族と仲がいいか、友だちが多いかなど、比べだしたらキリがないもの。上には上がいるので、人と比べると自分の現状に不安を感じるようになり、ストレスが溜まります。
(3)プライドが高い
プライドが高い人も、ストレスを強く感じがち。なぜなら、なかなか満たされないからです。「仕事も恋も充実していて、友人関係も良好なのになぜか満たされない」と思っていませんか? 自分の理想が高すぎて、いつも現状に満足できていないのです。こうした人もストレスに弱く、なにかイライラすることがあると心の余裕をなくしてしまいます。
(4)「なるべく楽したい」と思っている
楽な環境を好み、常に楽な方向を目指したがる人もストレスに弱い傾向があります。適度に効率化して動くのなら問題ないのですが、極端にストレスを避けようとすると、かえってストレスを感じやすくなります。多かれ少なかれ生きていればストレスを感じるものなので、ゼロにするのは無理というもの。ある程度はストレスを受け入れる心のキャパシティが必要です。
(5)絶対に失敗したくない
失敗を極度に恐れる人もストレスに弱いです。まだ失敗していなかったとしても、ちょっとしたトラブルやアクシデントがあるとすぐに「失敗してしまうかもしれない」と思うため、些細なことにもストレスを感じるようになります。「失敗したって死にはしない」くらいの気構えで過ごすのが理想的でしょう。