ブルーコントロールカラーの効果とは? 使い方とおすすめ8選
ブルーのコントロールカラーは、黄ぐすみをカバーして透明感を演出できるアイテムです。この記事では美容ライター&コスメコンシェルジュの古賀令奈さんが、コントロールカラーの特徴と使い方、おすすめアイテムを紹介します。
「透明感のある肌にあこがれるけど、肌の色は変えられない……」そんなふうに諦めてはいませんか?
たしかに、ファンデーションやコンシーラーを塗り重ねても、クリアな質感を出すのは難しいものです。透き通るような肌を作りたいときは、ブルーのコントロールカラーを使ってみましょう。
ファンデーション前のひと手間で、肌印象をさりげなく変えてみませんか? 使い方やおすすめのアイテムを紹介します。
- ブルーのコントロールカラーの特徴
- コントロールカラーの決め方
- ブルーのコントロールカラーの使い方(手順)
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おすすめのブルーコントロールカラー8選
- (1)【ディオール】スノー メイクアップ ベース UV35 ブルー/6000円(税抜)
- (2)【セザンヌ】皮脂テカリ防止下地 ライトブルー/600円(税抜)
- (3)【無印】UVベースコントロールカラー・ブルー/880円(税抜)
- (4)【イプサ】コントロールベイス(ブルー)/2800円(税抜)
- (5)【フーミー】コントロールカラーベース ブルー/1800円(税抜)
- (6)【メイクアップフォーエバー】ステップ1 スキンイコライザー 07 ブルー/4900円(税抜)
- (7)【ディオール】フィックス イット カラー 100ブルー/4200円(税抜)
- (8)【ジバンシイ】プリズム・プライマー No.01 ブルー/5900円(税抜)
- ブルーコントロールカラーで透明感のあふれる肌へ
- その他のコントロールカラーもあわせてチェック!
ブルーのコントロールカラーの特徴
メイクの主役といえば、リップやアイシャドウなどのポイントメイクと思われがちですが、実は肌の印象がとても重要です。メイクの土台となる肌の色をどのように整えるかで、表情や雰囲気が大きく変わります。
肌の色を調整するときに便利なのが、コントロールカラーです。なかでも、ブルーは透明感を出せる色として注目を集めています。
コントロールカラーの決め方
コントロールカラーと一口に言っても、さまざまな色があります。理想の肌色や質感に導いてくれる便利なアイテムですが、もともとの肌色やお悩みによっては逆効果になってしまうことも。自分にあったコントロールカラーの決め方、選び方を知っておきたいですね。
お悩みに応じた補色を選ぶ
コントロールカラーはその名のとおり、肌色を補整するためのアイテム。赤みや黄み、青みなど肌に表れるお悩みに対し、「補色」と呼ばれる正反対の色を重ねることで色ムラをカバーできます。
赤みが気になる部分にはグリーン、黄ぐすみにはブルー、青グマにはオレンジが適しており、お悩みに応じた補色のコントロールカラーを部分的に取り入れると、厚塗り感なく自然にカバーできるでしょう。
理想の仕上がりに合わせて決める
コントロールカラーは理想の仕上がりに近づけるアイテムとしても活躍します。コントロールカラーの色ごとの効果を覚えておくと、選ぶときに便利ですよ。
・イエロー……赤みや色ムラ、くすみをカバーする
・グリーン……ニキビ跡や小鼻の周りの赤みをカバーする
・ピンク……血色感をUPし華やかな印象に
・パープル……肌色をトーンアップし透明感を演出する
・オレンジ……くすみや目の下のクマをカバーして健康的な肌印象に
部分ごとにコントロールカラーを使い分けるとさまざまなお悩みが解消し、理想的な仕上がりを実現できるでしょう。
ブルーのコントロールカラーが合う人
ブルーが透明感を出せるカラーだといっても、誰もが適しているとはいえません。たとえば、青白い肌の人がより白くなろうとしてブルーを使うと、血色が悪く見えてしまう可能性があります。
ブルーのコントロールカラーは、もともとの肌が青みがかっている方に合うとされています。肌になじみながらワントーン明るい肌に見せることができます。
黄みがかった肌の方がブルーを塗りすぎると、白浮きしてしまいやすいので注意が必要です。ブルーよりもパープルの方が肌になじみやすいでしょう。
ブルーのコントロールカラーの使い方(手順)
ブルーのコントロールカラーを使うときの手順と塗り方は以下のとおりです。
(1)少量を指にとり、鼻と頬の両内側に点置きする
前述のように、コントロールカラーは必要な箇所のみに使うことが大切です。
顔全体に塗ると白浮きや血色が悪く見える原因になるため、透明感を出したい部分にのみ塗ることをオススメします。
(2)指の腹でトントンとたたき込み、塗っていない部分との境目をぼかす
顔の中央に透明感が出ると、顔全体が明るい印象に。少量でも十分にトーンアップするので、塗りすぎないように気をつけてくださいね。
キレイに仕上げるためにも、コントロールカラーを塗る前に化粧下地を顔全体に塗り、ベースを整えておきましょう。
おすすめのブルーコントロールカラー8選
ブルーのコントロールカラーと一口にいっても、色味に差があったり、特殊な形状のものがあったりと、さまざまなちがいが見られます。ここでは、雑誌やSNSで話題になっているもののなかから、人気のある8つのアイテムを見てみましょう。
(1)【ディオール】スノー メイクアップ ベース UV35 ブルー/6000円(税抜)
補正力が高く、赤みやくすみもしっかりとカバーしてくれる一品。ひと塗りで透き通るような明るい肌へと導きます。
青みが強く出るので、顔全体に塗るのはNG。中央にのみごく少量を使ってください。使用量が少なく済むので、コストパフォーマンスにも優れています。
(2)【セザンヌ】皮脂テカリ防止下地 ライトブルー/600円(税抜)
プチプラ価格で入手できる優秀なアイテム。青みを与えて透明感を出すだけでなく、皮脂を吸収してメイク崩れを防ぎ、サラサラの感触と長時間美しい肌を実現します。
多く使うとヨレやすくなるのでご注意を。
(3)【無印】UVベースコントロールカラー・ブルー/880円(税抜)
SPF50+ PA+++の紫外線防止効果の高いコントロールカラー。
頬の赤みや黄ぐすみを整え、明るい肌へと導きます。無香料・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリー・紫外線吸収剤フリーというやさしい使い心地も◎。
(4)【イプサ】コントロールベイス(ブルー)/2800円(税抜)
肌内部の光の反射を補正して透明感を高める優れもの。くすみを飛ばし、内側から輝くような透き通った肌を演出します。
カバー力も期待できるので、毛穴が気になる方にもおすすめです。
(5)【フーミー】コントロールカラーベース ブルー/1800円(税抜)
ヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブさんが手がけるブランド「フーミー」のコントロールカラーは、紫外線カットだけでなく大気汚染までもブロック。
セラミド2・3・6、ビタミンC誘導体など美容成分も豊富に配合しています。
(6)【メイクアップフォーエバー】ステップ1 スキンイコライザー 07 ブルー/4900円(税抜)
多彩な色のコントロールカラーを取り扱うメイクアップフォーエバー。イコライザー複合体がしなやかで弾力性のあるフィルムをつくり、ハリのある肌を演出します。
皮脂のバランスも整えてくれるのでメイクもちもよく、長時間美しい肌をキープします。
(7)【ディオール】フィックス イット カラー 100ブルー/4200円(税抜)
スルスルと直塗りできるスティックタイプのカラーコンシーラー。
リキッドタイプのコントロールカラーよりも高い密着力が期待でき、色ムラをしっかりと補正します。小鼻のキワのような細部に塗りやすいのも魅力です。
(8)【ジバンシイ】プリズム・プライマー No.01 ブルー/5900円(税抜)
独自成分“ビューティー・ブルーミング・コンプ レックス”を配合した、肌をいたわる処方が特徴。
クリーミーな使い心地でカバー力を調整することができます。肌にムラなくフィットし、美しい仕上がりとロングラスティングをかなえます。
ブルーコントロールカラーで透明感のあふれる肌へ
メイクで肌の色そのものを変えることはできませんが、コントロールカラーのチカラを借りれば理想に近づくことは可能です。
透き通るような肌になりたいときは、ブルーのコントロールカラーを活用してみてはいかがでしょうか。
(古賀令奈)
その他のコントロールカラーもあわせてチェック!
イエロー |
グリーン |
ブルー |
ピンク |
パープル |
オレンジ |
※画像はイメージです
※この記事は2018年09月03日に公開されたものです