オレンジコントロールカラーの効果とは? 使い方とおすすめアイテム6選
オレンジのコントロールカラーはクマやくすみをカバーし、健康的に見せてくれるアイテムです。美容ライターの上田麻里さんが、使い方のコツと、kissなどのプチプラからRMKなどのデパコスでおすすめのアイテム6選を解説します。
ファンデーションの前に使うことで、隙のない美肌を作ることができるコントロールカラーを使ったことはありますか?
ピンクやオレンジ、パープルなどの色があり、その色の効果によって理想の肌を演出してくれるベースメイクアイテムです。
今回は、その中でも、クマやくすみのカバーに優れたオレンジのコントロールカラーを紹介します。
コントロールカラーとは?
コントロールカラーは、ファンデーションの前に塗るだけでさまざまな肌悩みをカバーしてくれます。
色ごとに、下記のような効果があります。
・オレンジ……くすみや目の下のクマをカバーして健康的な肌印象に
・イエロー……赤みや色ムラ、くすみをカバーする
・グリーン……ニキビ跡や小鼻の周りの赤みをカバーする
・ブルー……黄ぐすみをカバーし明るくクリーンな肌印象に
・ピンク……血色感をUPし華やかな印象に
・パープル……肌色をトーンアップし透明感を演出する
それぞれのカラーによって特徴がありますが、その中でも、オレンジは「くすみ」や「クマ」をカバーするのが得意なカラー。
くすみによって肌のトーンが暗く見える人や目の下のクマが気になるという人は、ぜひ取り入れてみてください。
オレンジのコントロールカラーの特徴・効果は?
オレンジのコントロールカラーは、ちょっと顔が疲れ気味かも……なんて時に、効果を発揮してくれます。
肌に近い色味なので、ナチュラルにカバーできるカラーです。
そんなオレンジコントロールカラーの主な特徴を3つ紹介します。
(1)健康的に見せる
顔全体をぱっと明るく見せ、ハリのあるヘルシーな印象に導くことができます。
(2)くすみやシミをカバーする
血行不良や乾燥、メラニンの蓄積などによって起こるくすみやシミなどをカバーします。
(3)目の下のクマをカバーする
血行不良や色素沈着によって目の下にできてしまうクマを、しっかりカバーします。
イエローのコントロールカラーとの違いは?
オレンジは、イエローと色味が似ていますが、それぞれに少し違った特徴があります。
・オレンジ……ハリのある健康的な肌に見せる、濃いクマもカバーできる
・イエロー……赤み、色ムラをカバーし肌トーンを整える、薄いクマやシミに適している
オレンジコントロールカラーがおすすめの人は?
下記のような人には、オレンジのコントロールカラーがおすすめです。
(1)ヘルシーなイメージのメイクに仕上げたい人
健康的な肌印象に仕上がるので、ヘルシーさを出したメイクが好きな人におすすめです。
(2)濃いクマが目立つ人
薄い茶クマであれば、イエローのコントロールカラーでカバーできますが、しっかり目立つようなクマ、青クマの人にはオレンジが適しています。
(3)イエローベースの人
肌が黄みがかったイエローベースの人になじみやすいカラーなので、淡いオレンジから濃いオレンジまで幅広く使えます。
オレンジのコントロールカラーの使い方は?(手順)
では、ここから具体的な使い方を紹介します。
オレンジは、肌本来の色やファンデーションともなじみがいいので、使いやすいカラーです。ぜひ挑戦してみてください。
(1)化粧水、乳液で肌を整える
まずは、いつも通り化粧水や乳液で肌を整えます。もっちりと吸いついてくるような質感になればOKです。
(2)化粧下地を塗る
コントロールカラーの前に、化粧下地を塗ります。
下地は皮脂抑制タイプ、毛穴カバータイプなど、肌悩みに合わせて選びましょう。
濃い色が付いている下地は、コントロールカラーと色が混ざってしまうことがあるので、白や透明のものを選ぶのがおすすめです。
(3)コントロールカラーを手に取り、気になる箇所にのせる
コントロールカラーをパール大ほど手に取り、気になる部分にのせていきます。
顔全体のくすみが気になる場合の塗り方
おでこ、両頬、鼻先、顎の5点にコントロールカラーを置き、内側から外側に向かって薄くなるように伸ばします。
小鼻の周りなど細かい部分には、指の腹を使って塗り込みます。
目の下のクマが気になる場合の塗り方
気になる目の下に、コントロールカラーを置いたら、あまり左右にのばさず、ポンポンと軽いタッチで叩き込むようにします。境目は、ぼかすようにしっかりなじませます。
顔全体に塗った後に、シミなど気になる部分には重ね付けをしてもOKです。
オレンジコントロールカラーの効果が出ない! NGな使い方は?
オレンジのコントロールカラーを使う際に少し気を付けたいポイントがあります。
基本的には塗りやすいカラーなのですが、下記の3点は注意してください。
(1)フェイスラインまで均一に塗りこむ
フェイスラインまで、しっかりと塗りこんでしまうと、のっぺりとした印象になり、顔が大きく見えてしまいます。外側に向かって薄くなるように塗りましょう。
(2)何度も厚塗りする
コントロールカラーは、薄く塗るだけでも十分効果発揮してくれます。何度も厚く塗り重ねると、顔だけが浮いたような印象に。
ファンデーションも重ねるので、顔の7割程度をカバーするイメージでOKです。
(3)ブルーベースの人が濃いオレンジを塗る
パーソナルカラーがブルーベースの人が、濃いオレンジを塗ると肌から浮いてしまうことがあります。
コーラル系のオレンジやシャーベットオレンジのような淡い透明感のある色味を選ぶと、なじみやすくなります。
オレンジのコントロールカラーおすすめ商品
最後に、おすすめのオレンジのコントロールカラーを紹介します。それぞれに特徴がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
(1)皮脂テカリ防止下地 保湿タイプ オレンジベージュ(セザンヌ)
肌のアラをカバーしながら、自然にカモフラージュする下地。
皮脂テカリ防止に加え、乾燥にも対応しているので、1日中崩れないきれいな肌をキープしたい人に。
(2)メイクアップベースR オレンジ(メディア)
くすみ感のある肌をワントーンアップし、明るく健康的な肌に仕上げます。
プチプラながら、ナチュラルにトーンアップができると人気です。
(3)コントロールカラーベース 02 Orange(kiss)
気になる肌悩みをピンポイントでカバーするコントロールカラー。
のびが良く肌にピタッとフィット。目の下のクマなど、ポイント使いをしたい時におすすめです。
(4)Q10 モイスチュアケア クリアカラーベース アプリコット(DHC)
くすみ、小ジワ、毛穴をカバーしてくれます。カバーだけでなく、透明感もアップ。
ハリ感のある肌になりたい人におすすめです。
(5)コントロールリキッド オレンジ(MAMEW)
肌になめらかに溶け込むようなリキッドタイプ。自然な赤みをプラスして、生き生きと健康的な肌へ導きます。
透明感をUPさせたいという人にも!
(6)ベーシック コントロールカラーN 04(RMK)
乾燥から肌を守る保湿効果の高いスキンケア成分配合。生き生きとした血色感をプラスし、ヘルシーな表情を演出します。
保湿効果が高いので、乾燥肌の人におすすめです。
オレンジのカラーコントロールで健康的な肌を演出しよう
肌悩みをカバーし、健康的な肌を演出してくれるオレンジのコントロールカラーを紹介しました。自分に合うカラーを使えば、‟元から素肌がきれいな人”に見せることができますよ。
オレンジは、ファンデーションとの相性も良く使いやすいカラーです。
疲れた印象やくすみ、濃いクマなどが気になる人は、今回紹介した使い方のポイントも参考にしながら、毎日のメイクにぜひ、取り入れてみてくださいね。
きっと理想の肌に近づけるはずです!
その他のコントロールカラーもあわせてチェック!
イエロー |
グリーン |
ブルー |
ピンク |
パープル |
オレンジ |
(文:上田麻里、撮影:渡邊桜)
※この記事は2020年09月08日に公開されたものです