グリーンコントロールカラーの効果とは? 使い方とおすすめ8選
グリーンのコントロールカラーは、肌の赤みやニキビ跡をカバーしてくれます。使い方のコツとおすすめアイテム8選を、美容ライターの上田麻里さんが解説。プチプラからデパコスまで、お気に入りのひとつを見つけてみて。
ファンデーションの前に使うことで、隙のない美肌を作ることができるコントロールカラー。そんなコントロールカラーを使ったことはありますか?
ピンクやオレンジ、パープルなどの色がついており、その色の効果によってさまざまな肌悩みをカバーしてくれるベースメイクアイテムです。
その中でも、特にグリーンは「肌の赤み」をカバーするのが得意なカラー。赤みが気になっているという人は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
グリーンコントロールカラーの特徴と効果
コントロールカラーとは、一般的にファンデーションの前に使用することで、くすみやくまなどの肌悩みを補正できるベースメイクです。
それぞれの色によって、異なる効果が期待できます。グリーンのコントロールカラーは、赤ら顔やニキビ跡など、肌の赤みをカバーするのに適したカラーです。
ほんのりと淡いパステルグリーンのような色味がついたもので、肌自体が緑色に見えることはありませんので、安心して使用してくださいね。
なぜ赤みにはグリーンがいいのか
では、なぜ肌の赤みをカバーするのに、グリーンがいいのでしょうか。
コントロールカラーを選ぶ際に、少し頭に入れておきたいのが「補色の関係」です。補色の関係というのは、お互いの色味を消しあう関係にある2色を指します。
肌色の悩みが「赤」の場合、その色味を打ち消してくれるグリーンを重ねることで、目立ちにくくなるという訳です。
コントロールカラーは、ファンデーションの前に塗るだけでさまざまな肌悩みをカバーしてくれます。色ごとに、下記のような効果があります。
・イエロー……赤みや色ムラ、くすみをカバーする
・グリーン……ニキビ跡や小鼻の周りの赤みをカバーする
・ブルー……黄ぐすみをカバーし明るくクリーンな肌印象に
・ピンク……血色感をUPし華やかな印象に
・パープル……肌色をトーンアップし透明感を演出する
・オレンジ……くすみや目の下のクマをカバーして健康的な肌印象に
自分の肌悩みに適したものを選ぶと、ナチュラルに美肌に見せることができますよ。
グリーンは、ニキビ跡をはじめ、頬が赤く火照ったようになる赤ら顔、小鼻の周りなどによくみられる炎症による赤みなどをカバーするのに適しています。
コンシーラーやファンデーションを塗り重ねてカバーするよりも、厚塗りにならず、自然に仕上がるというメリットもあります。
顔全体に使うのは注意!
ただし、グリーンを顔全体に使うと、グレーがかった、くすんだような肌に見えてしまうこともありますので、気になる部分のみの使用がオススメです。
化粧下地とコントロールカラーのちがい
使い方の前にまず、化粧下地とコントロールカラーはどうちがうのかを紹介します。基本的にはどちらもファンデーションの前に使用するものですが、それぞれに特徴があります。
化粧下地は化粧崩れを防ぐ
肌の凸凹感を目立たなくする、外的刺激から肌を守る、ファンデーションの密着力を高める、化粧崩れを防ぐなどの役割を果たします。
コントロールカラーは色悩みを補正する
主に肌の色悩みを補正するもので、赤みやくすみ、くまをカバーしたり、血色感や透明感を与える効果が期待できるもの。
中には、同時に化粧下地の役割を果たしてくれるものもあります。まとめて1本で使いたいという人は、そのようなタイプもオススメです。
グリーンコントロールカラーの使い方(手順)
ではここから、実際にこのグリーンのコントロールカラーを上手にベースメイクに取り入れるコツをお伝えします。
(1)スキンケア
化粧水、乳液などで肌のベースを整えます。
(2)化粧下地
パール1つ分ほどの化粧下地を、額、両頬、鼻、顎と置いていき顔全体に塗り広げます。
(3)気になる部分にコントロールカラー
赤みの気になる部分のみに、グリーンのコントロールカラーを少量置き、指もしくはスポンジなどでなじませます。
少しずつ色味を調節し、まわりとの境目をぼかすように重ねるとキレイな仕上がりに。
(4)ファンデーション
リキッドファンデーションもしくは、パウダリーファンデーションを塗ります(※リキッドファンデーションの場合は、最後にフェイスパウダーをふんわりとのせます)。
専門家が選ぶグリーンのコントロールカラー8選
最後に、オススメのグリーンのコントロールカラーをご紹介します。それぞれに特徴がありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)ケイト シークレットスキンCCベースゼロ(EX-2)
ドラッグストアで買えるプチプラコスメでありながらも、ファンデーションとともに高い評価を得ているシークレットスキンCCベースゼロ。1本で毛穴もカバーできると好評!
ビューティアップパール配合。赤みを抑え、透明感のある肌に仕上げるライトグリーンです。
ケイト シークレットスキンCCベースゼロ(EX-2)/1,000円(税抜)
(2)SUGAO シルク感カラーベース(グリーン)
厚塗り感が出ず、ナチュラルな仕上がりが人気のカラーベース。光をさまざまな方向に反射させるソフトフォーカスパウダーを配合し、毛穴もふんわりぼかして均一な肌へ導きます。
皮脂吸着パウダー配合で塗った瞬間から、シルクのようなさらさら質感に。
SUGAO シルク感カラーベース(グリーン)/1,200円(税抜)
(3)ファンケル カラーコントロールベース
赤み補正力抜群のファンケルのコントロールベース。
シミやくすみも目立ちにくくなると大人気! 独自開発の美肌ヴェールを配合し、肌のうるおいを均一にして、内側から輝くようなツヤを与えます。
ファンケル カラーコントロールベース/1,353円(税抜)
(4)ジルスチュアート ラスティングトーンアップベース(03 fresh)
みずみずしい乳液のようなテクスチャーで、気になる赤みを抑えてふんわりと肌をカバーする人気のコントロールカラー。
毛穴も、色ムラも見えない明るい肌に。肌なじみがよく、薄膜で透明感がありながら、カバー力のある仕上がり。クリスタルフローラルブーケの香り。
ジルスチュアート ラスティングトーンアップベース(03 fresh)/3,000円(税抜)
(5)RMK ベーシックコントロールカラーN(03)
ナチュラルな補正力に加え、伸びの良さや保湿力も抜群のコントロールカラー。半透明のジェルがとろけるように密着しピュアな肌に仕上げます。
保湿効果の高いスキンケア成分も配合し、肌のみずみずしさをキープ。
RMK ベーシックコントロールカラーN(03)/3500円(税抜)
(6)江原道 マイファンスィー メイクアップ カラーベース(グリーン)
肌が自然にキレイに見せられると評判のカラーベース。滑らかに伸びて肌の上に極薄の透過フィルターを作り出します。
ふっくらと滑らかな肌に整え、ファンデーションのフィット感もUP! 乾燥から肌を守るスキンケア成分配合。
江原道 マイファンスィー メイクアップ カラーベース(グリーン)/4000円(税抜)
(7)エレガンス モデリングカラーベースEX UV (GR440クール)
赤み補正力、ツヤ感、伸び、軽いつけ心地、崩れにくさ、とベースメイクの悩みをすべて叶えてくれる優秀コントロールカラー。
肌の色ムラをリセットするかのようにカバーしながら発色をサポート。皮脂や汗に影響を受けない極めて薄い化粧膜が、ピタッと肌にフィットします。
負担感のない軽いつけ心地で、美しい仕上がりが持続。フローラルムスキーの香り。
エレガンス モデリングカラーベースEX UV (GR440クール)/4500円(税抜)
(8)ちふれ カラーメーキャップクリーム(グリーン)
450円というプチプラなので、コントロールカラーを試してみたいという人にもオススメ!カバー力は少し低めですが、赤みはしっかり消してくれます。
※現在は生産終了(2020年1月)
ちふれ カラーメーキャップクリーム(グリーン) 450円(税抜)
グリーンコントロールカラーで赤みをカバー
肌色が均一で、ムラのないつるんとした質感は美肌に必須! そんな肌へと補正してくれるのがコントロールカラーです。
その中でも、特に赤みが気になっているという人は、ファンデーションやコンシーラーを何度も重ねる前に、一度グリーンのコントロールカラーを試してみてください。
ナチュラルにカバーしてくれるので、きっと理想の肌に近づけますよ。
(上田麻里)
その他のコントロールカラーもあわせてチェック!
イエロー |
グリーン |
ブルー |
ピンク |
パープル |
オレンジ |
※この記事は2018年09月03日に公開されたものです