悪口ばかり言う人の末路とは? 上手く付き合う対処法
悪口ばかり言う人、あなたのまわりにもいませんか? どういう心理で悪口を言ってしまうのでしょうか。また、そういう人にはどう対処すればいいのでしょうか。ぱぷりこさんが教えます。
「○○さんって本当に頭悪い」「○○さんみたいなブスが言っても説得力に欠けるよね」……このような他人の悪口ばかりを言う人がいます。
悪口ばかり言う人は精神力をゴリゴリ削っていきますし、付き合い方もなかなか難しいです。他人の悪口ばかり言う人は何を考えているのでしょうか。分析妖怪ぱぷりこが解説します。
悪口ばかり言う人に共通する特徴とは?
悪口ばかり言う人とは、「他人のことを話すとき、ネガティブな内容ばかり話し、攻撃的な言葉ばかり使う人」のことです。
現実の対人関係で悪口ばかり言うタイプが主流ですが、最近では、現実世界では口数が少ないもののオンライン上では攻撃的なコメントばかりを繰り返す「インターネット弁慶」タイプも増えています。
悪口気質な人が使う「ネガティブなトーン」とは?
悪口ばかり言う人は、「他人のことを話すときは、ネガティブな内容と口調オンリー」という特徴があります。
通常、自分以外の誰かのことを話すときには、「ニュートラル」「ポジティブ」「ネガティブ」な話し方(トーン)があります。
1.事実を語る
・ニュートラル:彼は英語を話せる
・ポジティブ:彼は英語を話せて、かっこいい
・ネガティブ:彼は英語を話せるが、ださいジャパニーズイングリッシュだ
2.事実かどうかわからないことを語る
・ニュートラル:彼女はもうすぐ結婚するらしい
・ポジティブ:彼女はもうすぐ結婚するらしい、幸せそうな顔をしていてすてき
・ネガティブ:彼女はもうすぐ結婚するらしい、ブスなのによく結婚できたね
3.妄想を語る
・ニュートラル:彼はO型の顔つきだ、私にはわかる
・ポジティブ:彼はO型の顔つきだから、私の運命の恋人だ
・ネガティブ:彼はO型の顔つきだから、私に災厄をもたらす悪魔の使徒だ
多くの人は「ニュートラル」「ポジティブ」「ネガティブ」を使い分けます。
一方、悪口ばかり言う人は、他人のことを話すときはいつもネガティブなトーンで話し、ニュートラル・ポジティブな話し方をしません。
事実ベースだろうが噂レベルだろうが関係ありません。達人レベルになると、妄想をベースに悪口を言いまくるようになります。
悪口を言う人の「普通は」という口癖
また悪口ばかり言う人は、「常識的に考えて」「普通は」といった単語をよく使います。
「常識から外れているから悪口を言ってもいい」「普通とはちがうから叩いてもいい」という免責をしたいからです。ただ、彼らが言う「常識」「普通」はあくまで個人の思い込みにすぎず、事実や一般見解と異なっている場合も多々あります。
悪口を言う人の話し方は「伝聞形式」
同様の理由で、「伝聞形式」も好んで用います。
「そういえばある人から聞いたんだけど」「みんなが言ってたんだけど」など、主語を「自分以外の人」にすることで、「私が言い出しっぺではない」「自分だけが悪く言ってるわけじゃない」という印象を与えようとします。