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意外と知らない! メールでの正しい「追伸」の使い方

西出ひろ子(マナーコンサルタント)

「追伸」の正しい書き方

ビジネスのメールにおける「追伸」は、書き忘れたことを付け足すというよりも、お互いの関係がその後、円滑になるための、気配りのひと言といえます。

書き方

書き方は、本文を書いたのち、自分の名前をフルネームで書きます。
その下、一行あけて、追伸を書き始めます。追伸のあとは、一文字空けたり、【追伸】など、括弧をつけて文を書くと相手も追伸とわかりやすく、読みやすいですね。下記の例を参考にしてみてください。

何卒よろしくお願いいたします。山田花子

【追伸】 次回のランチ会も、楽しみに致しております。

相手の追伸に返信するには?

相手のメールに追伸がある場合は、基本的に、こちらも「追伸」のスタイルで返信をします。たとえば、

追伸 ランチ会のご提案、ありがとうございます。ご連絡お待ち申し上げます。

という感じです。

本来、目上の方には、「追伸」として送信しないほうがいいのですが、メールの場合は、目上の方からいただいた「追伸」に対し、同様のスタイルで返信してもいいでしょう。ただし、あくまでも、目上の方が「追伸」を書いている場合です。
その際、先方の追伸に対して、内容に応じて「ありがとうございます」と御礼のひと言を忘れずに記すと好印象です。

追伸を書く際の注意点

追伸は、手短に書きましょう。長くても2行以内が、スマートです。
繰り返しになりますが、メールの場合、本文に追加したい内容は、簡単に挿入できます。したがって、本文の内容に関係する内容を追加したい時には、「追伸」にしないようにしましょう。

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