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仕事ができる。要領がいい人の特徴5つ

中谷充宏(キャリアカウンセラー)

仕事上、「要領がいい」は自己PRになる?

要領がいいことは、仕事を進めるにおいて重要な部分。「要領がいい=仕事ができる」という点につながりますので、十分セールスポイントになります。ただ、既述したとおり「要領がいい」という言葉には2つの意味があり、後者と捉えられてしまうと、マイナスな印象になりえます。したがって、面接時には前者のほうに絞ってアピールすべきです。

具体的には、誤解を生まぬよう「要領がいい」という言葉をそのまま使うのではなく、「周囲よりも早く仕事を完遂することができる」や「効率的に仕事を進めるための創意工夫ができる」といった具合に、できるだけ具体的な内容に改良して表現します。その後、既述した5つの特徴を意識した、具体的なエピソードやエビデンス、データを用いてこの強みを持っていることを証明します。

たとえば「文書作成時のために複数のテンプレートを事前に用意しておき、TPOに合わせてすぐに使えるよう工夫している。これを部署内でも共有するようにしていて、各々で作成するよりも約50%も効率を向上させた」など。何をして、結果どうなったのか、具体的に伝えるようにしましょう。

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