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送る意味や期間って? 残暑見舞いの例文と返事の書き方

松本繁美(マナーアドバイザー)

Kaoru Sawa

返事を出す際のマナーって?

残暑見舞いの返事はいつまでに返すべき?

残暑見舞いの返事は3日以内に出すのが理想的。返事が遅くなってしまった場合は、その旨をお詫びする文を入れて返事を書くといよいでしょう。残暑見舞いを出す時期は、立秋から白露(2018年は9月8日)の前日までです。この時期を過ぎてしまったり、白露ぎりぎりで残暑見舞いが届いたりした場合には、季節の挨拶としてお返しをするようにします。返事を送る際には、残暑見舞いを受け取ったことを伝え、時候の挨拶を用いて返信しましょう。

返事の例文とマナー

残暑見舞い返事の例

残暑お見舞い申しあげます。
ご丁寧に残暑見舞いのお葉書をいただきまして
有難うございました。
今夏の暑さは例年に類がないほどの厳しさですが、
○○様におかれましてはお元気でご活躍とのこと
何よりと存じます。
まだまだ猛暑は続くようです。
お疲れが出ませんよう、ご自愛ください。
平成○○年 晩夏

返事を書くときには、相手の残暑見舞いを受け取ったことを必ず知らせるようにしましょう。また、返事のタイミングが9月になってしまった場合は、季節の挨拶として返信します。

9月になってから送る場合の季節の挨拶の例

拝啓
秋の気配が日ごとに深まり、朝夕はしのぎやすくなりました。
お忙しい中、心のこもった残暑見舞いをいただき有難うございました。
お元気でご活躍のご様子、何よりと存じます。

おかげさまで、私共も変わらず元気に過ごしています。
注:このタイミングで自分の近況報告を入れる。

夏の疲れは秋に出るとも申します。何卒、ご自愛下さい。
敬具
平成○○年 初秋

 

暑中見舞いや残暑見舞いには通常頭語と結語は用いませんが、季節の挨拶文の場合は、「拝啓」または「謹啓」などと、頭語からはじめます。

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