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夫婦で会話がないのは離婚のシグナル!? 原因と対処法とは

高見綾(心理カウンセラー)

おぜきめぐみ

「夫婦間であまり会話がない!」それって実は離婚の危険信号かもしれません。会話のない夫婦の危険性、また対処法について、心理カウンセラーの高見綾さんにお聞きしました。会話を増やし、円満な夫婦生活を送るためのヒントが満載ですよ。

離婚しちゃう? 会話のない夫婦の危険性

会話の重要性

一般的に女性は会話をすることが好きで、日々の出来事や子どものこと、将来のこと、悩んでいることなどを話して、気持ちをわかち合いたいという欲求を持っています。男性も、女性ほどではないにしても会話はしたいもの。

しかし、結婚してしばらく経つと、会話がなくなってしまう夫婦は少なくありません。会話がないこと自体が問題というよりも、会話がないことに不満を抱いている妻にとっては、夫に注いだ愛情が受け取ってもらえないことに対する寂しさや、自分が大変だったときに夫が労わりの言葉をかけてくれなかったことに対する恨みつらみなどの不満が溜まってしまうことが問題です。夫の側からも同じことが言えます。

会話が減ることで、さまざまな問題へと広がってしまう

はじめは喧嘩をしたりして、なんとか関係を修正させようとがんばってきたけれど、うまくいかないことが積み重なると、諦めが入り、相手に伝える努力をしなくなります。相手への関心が薄れ、お互いに向き合おうという気持ちが起きなくなるのです。

「夫婦ってこんなものよね」という諦めを持ちながらも、心の中にはもやもやとしたものが消えずに残り、そのネガティブな感情は放っておくと大きく膨れあがることに……。そしてある日突然、どちらか一方から「離婚したい」と言い出したり、セックスレスの問題が起こったり、浮気・不倫の問題へとつながっていく危険性があるのです。

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