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夫婦で会話がないのは離婚のシグナル!? 原因と対処法とは

高見綾(心理カウンセラー)

おぜきめぐみ

無視している? 会話のない夫婦の原因とは

時期別・会話がなくなる原因

新婚時代

一般的には新婚時代はラブラブだというイメージがありますが、実は人生の大きな転機のときには、夫婦の危機が訪れやすいタイミングでもあります。新婚時代は、ふたりでの生活を作り上げていく時期ですので、慣れないことも多く、お互いに気をつかいすぎてしまいます。

結婚したことで、女性なら「妻として家事をしっかりやらなければ」というプレッシャーがあり、男性なら家族を持った責任感から「仕事をしっかりやらなければ」と思うもの。そうしたプレッシャーから、相手のことを考える余裕がなくなり、自分の気持ちをうまく表現できなくなることもあるのです。

子どもが生まれたとき

子どもが生まれれば、どんな夫婦でも生活の中心は子どもになります。子どもの世話に必死になり、夫のことは二の次になるものです。新婚時代と同様に、妻は心の余裕がなくなりやすいタイミングです。また、女性は子どもの世話をしていると、どうしても「母」になりますので、気づけば男と女という意識が薄れて会話がなくなってしまいます。

状況別・会話がなくなる原因

子あり

夫は仕事で忙しいため家になかなか帰らなくなり、妻は仕事に家事に子育てにと大忙し。かろうじて子どもに関する会話はするけれども、夫婦の会話が減ってしまうことも。「子育てで大変なときに夫は助けてくれなかった」「休日に少しでも子どもと遊んでくれたらいいのに」などといった長年の不満があると、その後に会話すること自体を諦めてしまうことがあります。

子なし

子どもがいない夫婦でも、結婚してしばらく経つと新鮮さがなくなってきます。結婚したことで、「お互いのことを十分に知っている」という錯覚に陥りやすいのも、会話がなくなる要因のひとつ。特にお互いに自立したカップルの場合、干渉し合わないことで距離が開き、夫婦として共通の話題がなくなってしまうことがあります。

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