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夫婦で会話がないのは離婚のシグナル!? 原因と対処法とは

高見綾(心理カウンセラー)

おぜきめぐみ

会話のない夫婦の対処法5つ

心の余裕を作る

家事や育児、仕事に必死なときは、心に余裕がありません。心に余裕がないと相手にもやさしくできませんし、会話を楽しむゆとりもなくなるもの。会話がうまくいかないのは、お互いが悪いわけではなく、ゆとりがないからかもしれません。まずは「よくがんばっているね」と、自分のがんばりを承認してあげましょう。

相手に関心を向ける

「いってらっしゃい」「おかえりなさい」などのいつもの挨拶の際に、相手の目をしっかり見ることは重要です。「顔色が悪くないかな?」「いつもとちがうところはないだろうか?」と気にかけてあげ、気がついたことがあれば、一言伝える。人は五感の生き物ですので、これをするだけでも相手は「気にかけてもらえている」という安心感が生まれ、自然と会話につながりやすくなります。

メールやメモなど、会話以外のコミュニケーションを増やす

いつもよりメールを増やしてみるのもいい方法です。忙しくて会話する時間がないときも、食事の横にメモを用意しておくなど、簡単に一言書いておくだけでも、相手は「自分を見てくれているな」と感じるものです。

デートをする

子どもがいても、たまには子どもを預けて2人だけの時間を作りましょう。子どもがいない夫婦であっても、デートする時間を持つことはとても大切。特に、恋人時代のようにおしゃれをして、現地で待ち合わせをするデートがおすすめです。

お互いの愛情表現について確認し合う

どんな方法で愛情を感じるかは、実は人によってちがいます。スキンシップで愛情を感じる人、プレゼントをもらったりお金をかけてもらったりすることで愛情を感じる人、言葉で愛情を感じる人とさまざま。人は自分が好む愛情表現をしますが、それが相手にとって愛情を感じる手段であるとは限らないのです。お互いにどんなことで愛情を感じるのか確認してみると、すれちがいを防ぐことができます。

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