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夫婦で会話がないのは離婚のシグナル!? 原因と対処法とは

高見綾(心理カウンセラー)

おぜきめぐみ

会話のない夫婦が子どもに与える影響

寂しさや諦めなど、マイナスな感情を持つようになる

子どもは親から愛してほしくて、全力で親を理解しようとする性質があります。親を理解したいと思ったとき、一番いい方法は親をそっくりコピーすること。そのため、子どもは親の考え方や物の見方、どう感じるかといった感情までをもコピーしていきます。会話のない夫婦に子どもがいた場合、夫婦が寂しさや孤独、諦めを感じていたとしたら、子どもも同じような感覚を持つようになります。

結婚に希望を持てなくなる

子どもにとっての「夫婦の見本」が親になりますので、子どもは自分も恋愛して結婚したら親のようになると感じます。あくまでも子どもから見た夫婦像になりますが、「こんなカップルにはなりたくない」と思えば、子どもは恋愛や結婚に対して希望が持てず、「恋愛しても仕方ない」「結婚はしたくない」と思うようになることもあるでしょう。親が「恋愛や結婚はいいものだよ」と言ったとしても、親自身がそれを体現していなければ説得力に欠けてしまうのです。

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