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このまま恋愛していいの? 自分の気持ちがわからない時の対処法

織田隼人(心理コーディネーター)

森嶋千春

相手を好きなのかわからないのに、この恋愛関係を続けていいのかどうか。自分以外に答えを出せる人はいないようにも思えますが、悩んでも悩んでも自分の気持ちがはっきりしないこともありますよね。今回は、自分の気持ちがわからないときの対処法を、心理コーディネーターの織田隼人さんに聞きました。

自分の気持ちがわからないのはなぜ?

自分のことなのに、なぜ自分の気持ちがわからないの? まずは恋の定義と、自分の気持ちがわからなくなる人の心理状態を考察していきましょう。

そもそも恋とは?

恋とは「気持ちが高揚して、そして自分が何をしていても自然と相手のことを考えて想像してしまう状態」のこと。自分の頭の中に好きな人が自然に登場する、この繰り返しが発生しているのであれば恋をしている状態といえます。何度も相手のことを考えているうちにどんどん気持ちが盛り上がり、そしてその相手と一緒にいたい、会わずにはいられない、となるのが恋なのでしょう。

自分の気持ちがわからない人の心理とは?

自分の気持ちがわからないと悩む人は、どんな心理状態なのでしょうか。あなたも、自分に当てはまる状況はありませんか?

1.相手のことが頭に思い浮かばない状態

相手に対して好印象を抱いてはいるけれど、ドキドキしている気もしないし、相手のことが頭に思い浮かぶことも少ないという場合。これは「好意」はあるけれど、「脳内で相手が現れない」という矛盾があって、自分の気持ちがわからなくなりがち。恋に至っていない“前兆”であるケースが多いです。

2.相手の印象があまり良くない状態

相手に対して印象はあまり良くないのだけれど、なぜかその相手のことをつい考えてしまっている時なども、恋をしているのかどうかわかりづらい心理状態になっていることが多いです。「好意」がない状態にも関わらず「脳内で相手が現れる」からです。何かしらの強い印象があった場合に起こりやすく、警戒心が解けて「好意」が生まれると一気に恋に発展することも。

3.会っているときにテンションが上がらない状態

相手に対してやや好意があるけれど、会っているときになぜかテンションがそれほど上がらないという場合。そんな時は自分の気持ちが恋かどうかわからない状態になっていることが多いです。これは相手に対する好意と、会っているときの楽しさやうれしさにギャップがあり、そのせいで「何か違う」と考えてしまうから。この場合は会っているときにテンションが上がる出来事があると、恋に発展するパターンがあるでしょう。

次ページ:自分の気持ちがわからない時の対処法

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