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髪型や服装は? 専門家が教える婚活写真の撮り方

澤口珠子(婚活・女子力アップコンサルタント)

篠崎夏美

運命の相手を探す婚活。その人があなたを初めて見るのは、婚活のプロフィール写真かもしれません。そこでの第一印象はとても大切ですよね。今回は、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに、婚活の成功につながるプロフィール写真の撮り方を教えてもらいました。

婚活プロフィール写真の基本

婚活写真はスタジオで撮るべき?

婚活は「プロフィール写真がすべて」と言っても過言でないほど、婚活においてプロフィール写真は重要。なぜなら、プロフィール写真は婚活における最初の関門だからです。相手にあなたのプロフィール写真を気に入ってもらわないと、実際に会うことすら叶いません。そんな重要なプロフィール写真だからこそ、「お金を払ってプロのカメラマンにスタジオで撮影してもらわなきゃ!」と思う女性がとても多いと思いますが、ちょっと待ってください! 婚活用のプロフィール写真をスタジオで撮ったほうがいいかどうかは、写真の用途によって変わります。

スタジオで撮るべき場合

結婚相談所に登録して活動する場合、プロフィール写真はスタジオで撮影したほうがいいでしょう。結婚相談所など、真剣に結婚を考えている人たちが集まる場で婚活する場合は、プロフィール写真でもあなたの結婚への真剣度をアピールすることをおすすめします。そのためにプロのヘアメイクさん、プロのカメラマンさんにお金をお支払いして、スタジオで背景や照明、撮影角度などで、しっかりあなたのイメージを作り込んでもらったほうが得策です。結婚相談所に登録すると、大抵その結婚相談所と提携している写真スタジオを紹介してくれますよ。

自分で撮るべき場合

こちらは、マッチングアプリなどネット婚活で活動する場合におすすめ。スタジオで撮影したような写真は、逆に引かれてしまいます。マッチングアプリは「恋活アプリ」とも言われるように、まずは気軽に出会うことが一番の目的。出会ってから交際を経て結婚する人たちもたくさんいますが、結婚相談所のように、まず結婚ありきの交際スタートを望んでいる人は多くありません。気軽にたくさんの人と出会いたい、そしてその中から素敵な出会いがあればいいなと思っている人が多いので、スタジオのようなメイクや照明でしっかり作り込んだ写真は「気合が入りすぎている・重そう」というイメージを持たれてしまうため、敬遠される傾向にあります。そのため、ネット婚活のプロフィール写真はスタジオではなく、スマートフォンで自撮りしたり、お友だちに撮ってもらったりしたほうがベター。

スタジオ以外でプロに頼む方法も

「自撮りが苦手」、「友だちにも撮影をお願いしにくい」という人は、プロのカメラマンに帯同してもらい、公園など野外で撮影してもらうのもおすすめです。スタジオではなく外に出て、太陽の自然光の下で撮影してもらうと、とても自然で健康的な仕上がりになりますよ。

自分で写真を用意するときのポイント

次に、自分で写真を用意するときのポイントについて、教えてもらいました。

顔がはっきりわかる写真にする

遠かったり、暗かったり、顔がはっきりわからない写真は、何か顔を出せない理由があるのかと相手に不信感を与えてしまいます。プロフィール写真は必ず、顔が大きくはっきりわかるものを選ぶようにしましょう。ネット婚活の場合は、スマートフォンなどでプロフィールを見ることが多いもの。画面がそもそも小さいので、ちょっとアップすぎるかな? と思うぐらいでちょうどいいですよ。

必ず笑顔で

女性の笑顔はギフト。笑顔の女性に男性は無意識に惹かれます。プロフィール写真は必ず笑顔で撮るようにしましょう。笑顔が苦手な人は、自分のお気に入りのものと一緒に撮影すると自然な笑顔が作りやすくなります。たとえば、犬や猫などペットを抱っこしながら撮る、お酒が好きな人はビールジョッキや日本酒の瓶を持ちながら撮る、など。また、ひとりではなく友だちと一緒に撮って、自分の部分だけ写真加工・修正アプリで切り抜く、という方法もおすすめです。

アプリでの修正はほどほどに

撮った写真はアプリで修正・加工してOK! ほとんどの女性は、自分のプロフィール写真を修正・加工しているはず。男性もそこは織り込み済みですので、安心して修正してください。ただ、実物の本人とわからなくなるぐらい修正しすぎるのは問題。修正する目安は、写真が10なら、実物は6~8ぐらい。男性と待ち合わせする際に、相手がきちんとあなたを認識できる程度にしましょう。

NGな婚活写真例

次に、婚活で好ましくない写真を紹介します。

笑顔でない写真

先ほどもお伝えしましたが、男性は笑顔の女性に無意識に惹かれるもの。笑顔でない写真は男性に好印象を与えず、結果としてスルーされてしまいます。

プリクラやアプリなどで過度に修正・装飾した写真

プロフィール写真を修正・加工アプリで修正するのはOKですが、SNOWなどのように耳や鼻をつけたり、装飾したりした写真を男性は嫌がります。本当の顔がわかりにくくなりますし、10代ならまだしも、20代、30代になってもSNOWで装飾した写真を婚活で使用するのは、正直若作りで「痛い」と思われてしまいます。また、プリクラをプロフィール写真に使用するのは論外。人としてのモラルが問われますよ。きちんと婚活用の写真を用意しましょう。

昔すぎる写真

昔の古すぎる写真を使用するのも避けましょう。目安としては、2~3年以内に撮影したもの。あまりに若いころの写真を使っていると、実際に会ったときに相手に余計に老いを感じさせてしまいます。

次ページ:婚活写真におすすめのスタイル

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