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「働きすぎ」と感じたら。働きすぎのサインと対処法

篠崎夏美

「働きすぎ」と感じたらすべきこと

働きすぎることにはどんなデメリットがあるのでしょうか? また、「働きすぎる状況」を改善するためのアイディアをアンケートからご紹介します。

働きすぎることのデメリット

精神的なストレス

・「働くために生きているような感覚に陥る。楽しみがなくなる。イライラしてしまいまわりによくない影響を与える」(24歳/金融・証券/営業職)

体調不良

・「寝不足、体調不良などの生活習慣の乱れ」(27歳/不動産/秘書・アシスタント職)

・「すぐに風邪を引いたり、インフルエンザにかかりやすくなる」(31歳/情報・IT/事務系専門職)

生産性の低下

・「心身の疲労。ひとりあたりの労働生産性が低くなる」(23歳/金融・証券/販売職・サービス系)

・「精神的に余裕がなくなり、結果的に仕事も生産性がないものになりがち」(29歳/その他/クリエイティブ職)

働きすぎのデメリットのトップは「精神的、肉体的な不調」でした。放っておけば病気などの原因になる可能性があるので、軽視できません。さらに注目すべきは、働きすぎにより「生産性が下がる」という意見。心身が不健康ではいい仕事ができませんよね。

働きすぎを改善するためにできること

職場が何らかの対策をする

・「適度な休憩、業務量の見直し、または業務の再振り分け」(34歳/金融・証券/その他)

・「休みにくい雰囲気や早く帰りにくい雰囲気を、上の人から改善していく」(27歳/不動産/秘書・アシスタント職)

政府や国が動く

・「日本人は世界の国に比べると働きすぎている。国がきちんとしてほしい」(34歳/医薬品・化粧品/専門職)

・「本当に働き方改革するなら、政府には少しでもそのために資金投資をしてほしい」(27歳/その他/事務系専門職)

自分の意識を変える

・「仕事を引き受けるときに、締め切りまでにそれを終わらせられるかよく考えて引き受けること」(27歳/その他/その他)

・「一度仕事を中断して別のことに打ち込んでみる」(30歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

働きすぎる状況を変えるためには、自分だけでなく、政府や会社などの協力が不可欠と考えている人が多いようです。また、思い切って休んだり、転職などを視野に入れたほうがいいという回答もありました。

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