お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ささくれの原因って? 痛いささくれの治し方

福永麻紀

医師が伝授! ささくれの治し方

では、ささくれができてしまったらどんな対処をすればいいの? ここでは治し方を見ていきましょう。

指のささくれを自分でむくのはOK?

pexels-photo-247836

気になって、ささくれをついむしってしまう人もいることでしょう。ですが、自分でむくのはNG。これでは、深くえぐってしまうため、ささくれがなかなか治らなくなってしまいますよ。

ささくれがあるときのネイルはOK?

painting-fingernails-nail-polish-hearts-valentine-37553

基本的には問題ありません。ただ、ささくれ部分に液剤がかからないように注意しましょう。前述の通り、甘皮の除去やリムーバーの使用は乾燥を招く刺激に。可能であれば、これらの工程を避けてネイルを楽しめるといいですね。

また、ネイルを乗せる前にささくれを短く切ってケアをすると◎。爪の際にワセリンやクリームを塗れば、刺激となるアルコールを弾いてくれますよ。

ささくれができたときのセルフケア方法

pexels-photo-322345

眉毛カット用のハサミや赤ちゃん用の爪切りなどで、根本部分から平らにカットしましょう。その上でしっかり保湿をすれば、自然とよくなるはずです。ささくれを放置しておくと、引っかかりの原因になり、炎症などの悪化につながります。したがって、できるだけ短くカットしておくといいですよ。

保湿のクリームを塗ったあとは、コットンやビニールの手袋をつけ、30分ほど置くと保湿効果が高まります。サランラップで指先を巻くのもいいですね。

なお、ささくれ部分の消毒は不要です。アルコールは刺激になるほか、肌を乾燥させてしまうので注意してください。清潔に保つには、手を洗うだけで十分です。

腫れや化膿が見られる場合の対処法

腫れや化膿が見られるのは、細菌が繁殖しているから。この場合は皮膚科の受診をおすすめします。塗り薬や飲み薬を処方してもらえるはずです。

次ページ:ささくれを予防するには

SHARE