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無償の愛とは? 愛を与える人の特徴と愛を感じる瞬間

石井希尚

ファナティック

無償の愛は家族関係からのみ生まれるもの?

石井さん「たしかに『母親から子どもへの愛』がもっとも無償の愛(アガペー)に近いと言われています。

母親は自己犠牲を厭わずに、わが子を守ったり育てたりする人が多いです。とても好きとか愛してるといった感情だけではできないことです。

自分でこの子を育てる、守ると決めた(意思)からこそできる行為です。

しかし、だからといって親子関係だけが無償の愛かというとそうではありません。聖書で「無償の愛」というと、キリストの十字架に象徴されるように、他人に対する自己犠牲を厭わない愛を指します。

つまり無償の愛(アガペー)は、血の繋がってない人間のあいだで、身内(親子)に抱くような愛を抱くことなのです。難解でしょう。でもそれをわれわれはやっているのです。そう、「夫婦関係」です。

アンケート結果では親子関係の次に夫婦において「無償の愛」を感じる人が多かったようですが、そもそも夫婦の間で感じるもの・感じるべきものなのです。それができない人が増えてるからこそ「離婚」が増えているのではないでしょうか」

なんと、石井さんいわく「無償の愛」とは恋人でも、親子関係でもなく「夫婦」の間でこそ生まれるものだ、とのこと。

そして自分で「この人を愛する」と意思を持って決めた相手とじゃなければ、「夫婦関係」を築くことは難しいとも話されました。アンケート結果、石井さんのお話を聞いていかがでしたか?

▶次のページでは「無償の愛を理解したい人に見てほしい映画」について紹介します

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