お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

無償の愛とは? 愛を与える人の特徴と愛を感じる瞬間

石井希尚

ファナティック

恋愛関係において「無償の愛」を感じた瞬間

無償の愛を実感できそうな関係といえば、アンケートでも多く出た親子関係、それから夫婦関係・恋愛関係に大きく絞られるのではないでしょうか。

社会人男女に、それぞれの関係において無償の愛を感じた瞬間についてアンケートを取ってみました。果たして違いはあるのでしょうか。専門家の解説も交えて詳しく検証していきましょう。

Q.過去の恋愛関係において「無償の愛」を感じたことがありますか?

%e9%81%8e%e5%8e%bb%e3%81%ae%e6%81%8b%e6%84%9b%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%84%e3%81%a6%e3%80%8c%e7%84%a1%e5%84%9f%e3%81%ae%e6%84%9b

(※1)有効回答数402件

先ほど73%の人が無償の愛を信じると回答したにも関わらず、恋愛関係において「無償の愛」を感じたことがある人は37%にとどまりました。

少数にはなりますが、「感じた」と回答した人はいつそう思ったのでしょうか。

(1)尽くし続けてもらったとき

・「何も求めず、こちらの要望に応え続けてくれたこと」(男性/57歳/アパレル・繊維/技術職)

・「何の見返りもなく、いろいろと尽くしてもらっている」(男性/49歳/建設・土木/技術職)

(2)彼氏・彼女のすべてが愛おしいから

・「好きな人がすること、行動などすべて素敵に見える」(女性/43歳/その他/その他)

(3)どんなときも受け入れてくれる

・「こちらの気分が悪くてひどい言動をしても理解してくれる」(女性/52歳/その他/その他)

(4)弱ってるときもそばにいてくれた

・「自身が事故を起こしたときにすぐにかけつけてくれた」(女性/56歳/その他/その他)

・「入院しても毎日様子を見て励ましてくれた」(男性/56歳/運輸・倉庫/営業職)

彼氏・彼女の関係では相手がケガをしたり病気になったときに必ずそばにいてくれる。そんな行動に「無償の愛」を感じる人が多いようです。

また、相手の悪いところも含めて全てを愛せるから、これは「無償の愛だ」と感じる人もいるようです。

夫婦関係において「無償の愛」を感じた瞬間

つづいて夫婦関係において「無償の愛」を感じた瞬間を見ていきましょう。恋人関係と比べると8%ほど増えて44.8%の人が経験したことがあるようですね。

Q.夫婦関係において「無償の愛」を感じたことがありますか?

%e5%a4%ab%e5%a9%a6%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%84%e3%81%a6%e3%80%8c%e7%84%a1%e5%84%9f%e3%81%ae%e6%84%9b%e3%80%8d%e3%82%92%e6%84%9f

(※1)有効回答数402件

(1)いつも「無償の愛」を実感

・「いつも思っています。感謝しています」(女性/53歳/その他/その他)

・「いつも大事にされていると感じている」(男性/53歳/団体・公益法人・官公庁/生保・損保)

(2)手料理に感謝

・「手の込んだ料理を作ってくれたときや体調を崩し看病されたとき」(男性/52歳/その他/営業職)

(3)子どもの世話をしている姿に

・「子どもに文句を言われながらも毎日弁当を作っていた」(男性/54歳/電機/事務系専門職)

・「妻が子どもに授乳しているとき。自分が家族を守ると思ったとき」(男性/58歳/その他/その他)

(4)献身的な態度

・「健康管理や私の親の介護など、自身のことより私を中心に物事を進めてくれることが日常多々あります」(男性/56歳/医療・福祉/専門職)

夫婦関係において「無償の愛」を感じた瞬間は、夫から妻に対する日々の感謝がほとんどでした。奥さんの献身的な態度を「無償の愛」として感じている男性が多いようですね。

親子関係において「無償の愛」を感じた瞬間

つづいて親子関係において「無償の愛」を感じた瞬間を見ていきましょう。やっぱり恋人関係、夫婦関係と比べるとダントツで多く、71%の人が無償の愛を感じたことがあるようです。無償の愛は家族関係に近くなるほど生まれるものなのでしょうか?

Q.親子関係において「無償の愛」を感じたことがありますか?

%e8%a6%aa%e5%ad%90%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%84%e3%81%a6%e3%80%8c%e7%84%a1%e5%84%9f%e3%81%ae%e6%84%9b%e3%80%8d%e3%82%92%e6%84%9f

(※1)有効回答数402件

(1)家族円満

・「いつでもラブラブ。子どもたちとはいつも仲良し」(男性/44歳/その他/その他)

(2)子どもへの尽くす気持ちに

・「子どものためなら、命を懸けてもいいと感じたので」(男性/58歳/その他/その他)

・「子どものために自分を犠牲にして働いてくれた」(男性/53歳/運輸・倉庫/その他)

(3)子どもの親への態度

・「いくら理不尽なことをされても、許してくれるから」(男性/64歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

(4)自己犠牲的な援助をされた

・「自分が若いころ、お金に困ったときです。返せないのがわかっているのに、親が援助してくれた」(男性/51歳/その他/その他)

・「私の体調が悪かったとき母は寝食を忘れて私の看病してくれたこと」(女性/59歳/その他/その他)

そばにいて当たり前、尽くしてもらって当たり前……。家族とは、ついそんな風に勘違いしがちですが、自分のために必死に尽くしてくれる姿や、自分が家族のために尽くしてしまうときにふと「無償の愛」を感じる人が多いようですね。

アンケートでは恋人関係<夫婦<親子の順に、無償の愛を感じる人が増えているようですね。

関係性が「家族」に近くなるほど実感するものなのでしょうか。もっと言えば、「無償の愛」とは家族関係からのみ、生まれるものなのでしょうか、石井さんの意見を聞いてみましょう。

▶次のページでは「無償の愛は家族関係からのみ生まれるものなのか」について紹介します

次のページを読む

SHARE