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【良縁遠ざけ女子】「ペットを飼う」ことが婚期を遅らせる本当の理由って?

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家)

「幸せな結婚につながるような恋愛がしたい!」と思っていても、なかなか「いい出会いがない」と嘆いている女性は少なくないはず。もしかしたら、自分では気がつかないうちに、出会いのキッカケを逃してしまっているのかも……。そこで、恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんが、「良縁を遠ざけてしまうNG行動」を毎回ご紹介。解決のヒントをチェックして、素敵な異性を引き寄せる女性へと近づいて♪

●今回の良縁“遠ざけ行動”は?

「ペットを飼っている」

「ペットを飼うと婚期が遅れる」とはよく言われることですが、ワンちゃん猫ちゃんは世話をするのが大変そうなので飼うのをあきらめることができても、「インコなら小さいからいいよね」とか、「ウサギなら問題ないよね」なんて考えて飼う人は多いもの。だけど、そもそもペットを飼うこと自体が「禁断の行為」なわけで……。どんな落とし穴があるのか、「ペットを飼う」影響を考えてみましょう。

●ペットを飼うと“オバ化”が進みやすい

そもそもペットを飼うと婚期が遅れると言われてしまう原因は、「ペットがいるとひとりでいても寂しくなくなるから」「恋人を探すモチベーションが減る」というのが定説だと言えましょう。しかし実はもうひとつ、大きな落とし穴があるのです。それはペットを飼うと“オバ化する”。……今、オブラードに包んで“オバ化”と言ってみましたが、要はおばさん臭くなるってことですね。どうも観察している限り、ペットを飼う女性はどんどん“オバ化”が進行していく傾向にあるのです。なぜでしょうか?

●守るものができると強くなる

推測するに、ペットという「守るべき対象」が女性の母性を強化するせいなのかも。実際、世の母親たちはみんな、子どものために強くなっていきますが、それに似たことがペットを飼っている女性にも起こるのではないかと思うのです。

たとえば出産前は気弱なキャラクターだった人でも、子どものためならバーゲンでがんばってしまうでしょうし、「我先に」と安くておいしい野菜を手に入れようと身を乗り出しもするでしょう。それは子どものための行為なので美しい変化なのですが、ペットを飼う人はどうでしょう? 恋愛相手の前で「強いお母さん」になるのは微妙なのではないでしょうか。

●守られる立場であることを忘れずに

つまり、ペットを飼うとどうしても「私が決めねば」「守らねば」と思うようになってしまうので、女性は知らず知らずのうちに、「ひとりで生きていける女」のようになってしまう。けれど、恋においては、殿方からは「守りたい」と思われたほうがスムーズですし、そもそも、奥底で「守られたい」と思っている女性は多いはず。ならば、ペットを飼うことで備わった「力強さ」や「図々しさ」は邪魔でしかないのですが、自分が強くなったとは、つゆも気がつかないのが落とし穴なのです。

もうひとつ、出会いを求めていない世のお母さん方がかわいい子どもの話をするのはいいでしょうが、出会いを求めているシングル女性が「ペットちゃんがね~」とその話ばかりするのは、やはり恋を遠ざける気がします。

●まとめ:「ペットを飼っている」あなたへのアドバイス

ペットを飼っている人はペットに対しては「守る立場(ママ)」でも、恋愛面では「守られるべき立場」であることを忘れてはいけません。外に出たら、もう「お母さん」ではなく、「ひとりのか弱い女性なのだ」と意識して行動するようにしていきましょう。

(文:にらさわあきこ イラスト:カツヤマケイコ)

※この記事は2016年08月24日に公開されたものです

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家) (文筆家・恋愛婚活研究所主宰・美容研究家)

文筆家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容などの分野で取材・執筆活動を行う。未婚男女の実情に迫った『未婚当然時代』(ポプラ新書)や婚活する女性たちを描いた『婚活難民』(光文社)、『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など著書多数。2019年からは美容活動「美活」を積極的に行い、簡単&ラクに綺麗になるための情報を発信中。
インスタ:akiko_nirasawa_beauty
ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

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