【朝ヨガ】脚のだる~い疲れを解消。すっきり美脚を作る「サギのポーズ」
恋に仕事に大忙し。がんばる自分も好きだけれど、休日くらいはお家でリラックスする時間を作りたい。そんな働く女性に向けて、ヨガインストラクターの村上華子さんが「日曜日の朝にオススメのヨガ」をお届け。約5000年前の古代インドから継承されてきたヨガのパワーで心と体をリフレッシュさせて! ※隔週日曜日配信予定
梅雨のじめじめとした日々が続くと、体調不良や倦怠感を感じるという人も多いのではないでしょうか? 東洋医学の視点では、この原因のひとつとして“体に溜まった湿気(水の邪気)”「湿邪」があげられます。特に、水は下に流れる性質があることから、腰の重さや脚のむくみ、疲れを感じる人も多いもの。そこで今回の連載は、脚の疲れをリフレッシュさせ、美脚を作る「サギのポーズ」をご紹介します。
下半身の血流をよくする「サギのポーズ」とは?
片足を高く持ち上げた姿が「青サギ」に似ていることから命名されたこのポーズ。足裏をストレッチすることで、下半身の血流の滞りを解消し、老廃物を排出しやすい状態にしてくれます。そしてポーズの仕上げに、肩甲骨を引き寄せる動きを加えれば、胸が開き呼吸が深まります。ていねいな呼吸で全身の気が巡れば、心の爽快感もアップするでしょう。
「サギのポーズ」手順
(1)床に座り、右足は伸ばして足首を立てる。左足は折り曲げ、かかとをお尻につける。
(2)右足の裏を両手でつかみ、足裏と手を押し合いながらかかとを浮かす。
(3)息を吸いながら、右ヒザを伸ばし、斜め上方向に足裏を伸ばす。肩をうしろに引き、胸を開く。このまま3~5呼吸キープ。
【体が硬い場合】
足が伸びない場合は、ヒザを90度の角度でキープしたまま、手と足裏を押し合いながら、正しい背筋の伸びを意識すればOK!
※ポーズの注意点
足を伸ばすことだけに意識が向くと、体の前面が縮み呼吸が浅くなります。猫背にならないように、座骨を床に安定させたら、下腹から頭長に向かって背筋を上に引き伸ばしましょう。
本日のレッスンまとめ
この時期は日々の暮らしにも秘訣があります。蒸し暑いからといって、冷たいものばかりを口にすると、余計な水分を溜めこむ原因に……。体調不良を感じたら、氷の入った冷たい飲み物やビールはお休みして、白湯や利尿作用の高いハーブティーを飲みましょう。温かいお風呂に入り、汗をかくのもオススメですよ。
(監修・文:村上華子)
※次回更新は7月17日(日)予定。お楽しみに!
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※この記事は2016年07月03日に公開されたものです