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専門家 不調

あらゆる不調の原因に!? 専門家に聞く「スマホ巻き肩」の症状と対策

丸山太地

朝の出勤時やお昼休み、さらには就寝前のリラックスタイムまで……。生活の中で、ひとときもスマートフォンを手放すことがないという女性も少なくないはず。しかし、長時間スマートフォンを使用すると、ひどい肩こりや頭痛の症状が起きてしまうなど、不調を感じることも多々ありますよね。もしかすると、それは現代人の多くが陥ってしまっている「スマホ巻き肩」のサインかも? そこで今回は、鍼師、灸師、按摩・マッサージ・指圧師の資格を持つ、肩こり研究所所長の丸山太地先生に、「スマホ巻き肩」の症状と対策についてくわしく教えてもらいました。

■現代人のあいだで急増中!? 「スマホ巻き肩」とは?

スマートフォンの普及が進んでいる昨今ですが、スマートフォンを見るとき、人は独特な姿勢をとりますよね。体全体が丸まり、肩甲骨が前方に巻かれ、なおかつ頭が下がっている……。スマートフォンを操作していないときにでも、そのような姿勢が定着してしまっている状態を総称して、「スマホ巻き肩」と呼んでいます。とはいえ、「スマホ巻き肩」がどのような状態なのかはイメージしにくいかもしれません。ひどい猫背の状態をイメージしてみてください。

この姿勢が原因で、首や肩のこり、吐き気、頭痛といった症状が現れるケースも。非常に重篤な場合だと、めまいや呼吸に関連する症状を訴える人もいます。肩こりをイメージするとき、肩のうしろ側のこりを意識しがちですが、「スマホ巻き肩」では首の前側や胸のあたりに症状が現れるのも特徴。この部分に負担を感じることにより、結果的に息苦しさなどの不調に発展してしまうこともあります。

次のうち、ひとつでも当てはまることがあれば、「スマホ巻き肩」の可能性が高いと言えるでしょう。日ごろのスマートフォンの使用状況に不安がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

■「スマホ巻き肩」チェックシート

(1)体が丸まっているように感じる。
(2)喉のつまり感や首の前・胸のこりを感じる。
(3)呼吸が浅い、または息が吸いにくいと感じる。
(4)壁にかかと、おしり、後頭部をつけて立つと違和感がある。
(5)鏡で横からの姿を見ると、胸よりも肩甲骨がよく見える。
(6)首に横しわがある。
(7)ブラジャーの肩紐の長さが数年前と比べて長くなった。
(8)バストの下垂が顕著になった。
(9)バンザイをしたとき、腕が耳までつかない、または非常に困難である。
(10)リラックスして両手を下げて立つと、肘が曲がっている。

■「スマホ巻き肩」を引き起こす生活習慣とは?

最近では、朝起きたらまずスマートフォンを手にする人も多いのではないでしょうか? 情報収集の中心がスマートフォンとなり、コミュニケーションの軸としてこれを使っている人の生活習慣は危険だと言えるでしょう。

電車に乗ると、7~8割の人がスマートフォンを使用し、体が丸まった姿勢になっているのを目にします。1~2分の使用ならいいですが、それが長時間の使用となるとNG。ちょっとした移動時間や余暇の時間にスマートフォンをいじってしまうという人は、知らず知らずの内に「スマホ巻き肩」になってしまっているかもしれません。

■「スマホ巻き肩」になりやすい人の特徴

これまで肩こりの症状は、中高年の人が多く抱えていたというイメージがあったかと思いますが、現在では10代の内からその症状を訴えるなど、年齢関係なく、あらゆる世代が「スマホ巻き肩」による不調を感じていると思います。

また、性別の視点から見ると、男性よりも女性のほうが「スマホ巻き肩」になりやすい。これは、筋肉量が少なく、体を支えることができないため、どんどん体が丸まってしまうからです。さらに、スマートフォンを見る以外にも、PCワークが多いデスクワーカーは、日常的に体の動きが少ないので危険! これも姿勢が崩れていく要因になります。

(監修:丸山太地、文:マイナビウーマン編集部)

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