【第2回目】「本当にいい男」だけを求めすぎて、恋ができない! NON STYLE井上さんのアドバイスとは?
第2回目は、「『本当にいい相手』を求めすぎて、恋愛の1歩が踏み出せない……」こんな悩みに対するポジティブアドバイスを聞いてみました!
編…マイナビウーマン編集部
井…NON STYLE井上さん
編:アラサーになると、結婚を意識して「本当にいい男」だけを探しがちになるのですが、どうしたらいいと思いますか?
井:僕も、恋愛する相手と結婚する相手はちがうと思ってるんです。20歳くらいの若い女性と付き合いたいなとは思いますが、そのまま結婚するとは思えない……。恋愛は個人の自由だと思うけど、結婚はお互いの家族も関係してくるから、自然とハードルも上がってしまうと思います。
アラサー女性がいい男だけを探してしまうのも、別にいいと思うんです。でも、僕も人のことを言えないんですが……、その前に自分がいい男にふさわしい、いい女かどうかを確認することも大事だと思います。理想論を語ることは誰にでもできるけど、それを叶えるためには、自分がいい女でなくちゃいけないわけじゃないですか。それに、いい男のところにはいい女が寄って来るし、その逆もしかりだと思います。
だから、自分のまわりにいい男がいないと思う人は、ひょっとしたら、女磨きをサボっているからなのかもしれない。20代のころは若さという武器があったから、意識して女磨きをする必要はなかったとしても、年齢が上がれば、若さに変わる何かを磨かないといけないと思うんです。自分は、その努力をしているのかを、一度確認してほしいですね。
編:自分がいい女になれば、いい男が現れるってことですね。
井:そうですね。あと、もうひとつしたほうがいいと思うのが、いったん落ち着いてまわりを見渡すことですね。30代になったら仕事や家族のことなど、考えなきゃいけないことが増えるから、自然と視野が狭くなってると思うんです。360度あるのに、120度くらいまでの範囲しか見ていないかもしれない。でも、残りの240度の範囲内に、意外といい男っているんじゃないでしょうか? まわりにいい男がいないんじゃなくて、いることに気づいていない可能性は否定できないでしょ。
視野を狭めないために、僕がたまにしているのは、LINEのトーク画面の見直しです。一番下までスクロールして、それから一番上まで戻るんです。そこで、長い間会ってない人にメッセージを送る。昔は、電話帳に入っている人全員に「元気ですか?」って一斉メールを送ったりもしていました。アドレスが変わってる人は削除して、届いた人・返信があった人だけが残るっていう、すばらしい電話帳ですよ。(笑)
なかには、正直「誰やろう?」って思う人もいたりしますが、何年かぶりに会うと、いい男・いい女に成長してる人もいるんですよ!(笑)
編:たまには過去を見直すことも大事なんですね!
井:そうなんです。知り合ったときは何とも思わなかったとしても、何年か後には魔法にかかったかのようにステキになってる人もいるから、個人的にはオススメですね。
編:ちなみに、条件などにこだわりすぎて、パートナーのいる男性を好きになる女性はどうしたらいいでしょうか?
井: 僕は、不倫はダメやと思いますけど、結婚前の恋愛で他人の恋人をとるのは、正直ダメだとは思わないんです。だって、人を好きになるのは、本能ですしね……。
人のものを奪うときの流儀って、人それぞれあると思うんですけど、僕の場合は、最初に気持ちを伝えて、あとはひたすら待ちます。一方的に彼氏持ちの女性を狙いにいくと、その女性と僕との間でギクシャクしてしまう可能性があるので。「彼氏がいることを知ってるのに、グイグイ来られて困る」とか、それこそ、チャラいって思われたりとかね。
なので、先に「彼氏がいるのはわかってるけど、好きやねん。だから、思い続けててもいいかな?」って言ってしまいます。そこから、ふつうに友だち付き合いを続けます。そして、好きな女性と彼氏がケンカをしたり、あまりうまくいってないタイミングが来たら、そこではじめて仕掛けます。(笑)
ただ、これをする上での絶対条件もあります。それは、ほかの男に奪われても仕方ないと思える覚悟、焼きもちを焼いたり束縛をしない覚悟、好きな女性と彼氏が結婚してしまうバッドエンドの可能性があっても、その子が振り向いてくれるまでずっと待つ覚悟。これらの覚悟を持つことです。人のものを奪うっていうのは、タフな戦いなんで、それなりの覚悟ができてから、はじめるものだと思いますから。
<脱ネガティブへの1歩>
いい男と付き合いたいなら、まずは自分がいい女になること。そして、たまには周囲と過去の出会いを見直して。パートナーのいる男性を好きになった場合は、井上流3つの覚悟を!(覚悟ができないなら、やらないで!)
次回は、「『好きになる相手』と『結婚したい相手』が違う! そんなジレンマを抱える女性へのポジティブアドバイスとは?」4月8日更新予定へ続く
(取材・文 安倍川モチ子、編集・企画 梅津千晶/マイナビウーマン編集部)
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※この記事は2016年04月01日に公開されたものです