逆プロポーズを成功させる方法とは? 婚活コンサルタントが解説
成功させる! 効果的な逆プロポーズの方法【婚活コンサルが解説】
既婚者の1割強がそれで結婚したという「逆プロポーズ」。どのようにすれば、成功するのでしょうか? 婚活コンサルタントの澤口珠子先生に詳しく伺いました。
逆プロポーズを成功に導くタイミング
まずは、どんなタイミングで行なえばいいのでしょう? 澤口先生の見解を聞きました。
女性からの逆プロポーズは「タイミングが全て」といっても過言ではありません。男性が結婚を意識するタイミングをお教えしますね。
男性が結婚を意識する6つのタイミング
(1)仕事が落ち着き、安定的かつ継続的な収入が見込める時
断言します。男性は自分の仕事に自信を持てないと結婚は考えられません。男性が転職したばかり、資格勉強中、今の仕事に悩んでいる時などの逆プロポーズは避け、応援するようにしましょう。
(2)周りからプレッシャーを受けた時
男性のご兄弟、親しい友人が結婚して幸せそうな時や、ご両親や親戚から結婚のプレッシャーを受けた時は男性が結婚を考えるチャンスです。あらかじめ男性のご兄弟、ご両親と仲良くなって外堀を埋めておきましょう。
(3)体調を崩して、気が弱くなった時
一人暮らしで体調を崩すと不安ですよね。そんな時に甲斐甲斐しく看病してくれる女性に男性は二人の生活をイメージし、逆プロポーズを受け入れやすくなるでしょう。
(4)引越しや転勤などの環境の変化がある時
賃貸の契約更新や転勤など環境の変化は、彼にしっかり二人の今後を考えてもらえるチャンスです。
(5)年を取ったことを実感、老後が心配・不安になった時
年を取って体力が落ち、自分の将来や老後が心配になった時も、男性が結婚を考えるタイミングです。
(6)自分自身の男性としての価値の凋落を自覚した時
若いころのように女性にモテなくなった時も、男性が結婚を考えるタイミングです。
上記のようなタイミングがあらわれたらチャンスです。見逃さないようにしましょう。
成功させるシチュエーション
続いて、逆プロポーズを成功させるシチュエーションについて聞いてみました。
男性は自分と一緒にいて、女性が喜んでくれることが一番の喜びであり、自分と一緒にいて女性が満足していることでプライドが満たされる生き物です。逆プロポーズにサプライズなど、特別な演出やシチュエーションは必要ありません。気合が入りすぎた用意周到な女性からの逆プロポーズは、男性がどん引きしてしまいます。
あくまで彼と過ごす日常の中で、さりげなく逆プロポーズすることをオススメします。
「あなたと一緒にいると幸せ、だからこれからもずっと一緒にいたいと私は思っている。あなたはどう思う?」
こんな感じで、二人で一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだり、リラックスしている雰囲気の中で明るく爽やかに、軽く聞いてみましょう。
この際、「幸せにしてもらいたい」ではなく「一緒に幸せになろう」という意識が前提です。このままあなたと過ごすとこの幸せが確約される、あなたとの結婚生活の楽しさや何気ない日常である未来を想像出来るシチュエーションが逆プロポーズにオススメです。
逆プロポーズにプレゼントは必要?
男性から女性にプロポーズする場合、婚約指輪を同時に渡すことがありますよね。逆プロポーズの場合はどうなのでしょうか?
女性からのプロポーズ成功の秘訣は、明るく爽やかに、軽く、軽く! 私たち女性が思うより男性は保守的な生き物。普段は彼女任せでも、最後は自分が決めたい!と思っている男性って、実はとても多いのです。
同様に、プロポーズも男性である自分からプロポーズするべきだと思っている男性は多いのですよ。そんな男性は、女性からの気合が入ったプロポーズをされると引いてしまうか、プライドが傷ついてしまいます。
女性からの逆プロポーズ成功の秘訣は、男性に結婚の「重たさ」や「プレッシャー」を感じさせないことがポイント。プレゼントは特に必要ありません。もしご自分が逆プロポーズの際に何かプレゼントを渡したい!と思うのでしたら、何か二人の思い出にまつわるものが良いでしょう。
絶対やっちゃダメ! 逆プロポーズを失敗させるNG言動
最後に、絶対やってはいけない、逆プロポーズにおけるNG言動について教えてもらいました。
先ほどもお伝えしたとおり、気合が入りすぎた女性からの逆プロポーズは、男性はどん引きしてしまいます。ですので、女性が大好きなサプライズもプレゼントも、男性には必要ありません。男性は自分と一緒にいて、女性が喜んでくれることが一番の喜びなのです。
また、男性は女性がただ「結婚したい」のか、「自分と結婚したい」のかを、ものすごく気にする生き物です。逆プロポーズをする女性は少なからず、結婚に焦る気持ちがあるはず。この、「とにかく結婚したい!」という結婚への焦りが伝わる逆プロポーズもNGです。
「周りが皆結婚して自分だけ独身」「この年齢だから焦る」などなどの発言は自分と結婚したいのではなく、「ただ結婚したい」のだと思われて、男性はドン引きしてしまいます。逆プロポーズ前は、会社が嫌だから仕事を辞めて専業主婦になりたいなど、結婚に逃げる言動は彼の前では避けましょう。
そして、結婚式や結婚に対する自分のプランがあったとしても、逆プロポーズの際に一気に畳み掛けるように彼に話さないこと。先走り過ぎて彼はついていけず、結婚に対してプレッシャーを感じてしまいます。
男性はプライドが高い生き物。彼のプライドを傷つける、相手を責めるような強い逆プロポーズは絶対に避けましょう。「結婚しないなら別れる」「私と結婚する気あるの? ないの?」「~歳までに子供を産みたい」など、脅すような強い調子で言われたら、男性はプライドが傷つき、萎縮してしまいます。また、結婚へのプレッシャーを感じさせる「両親がまだ挨拶来ないのかって言っている」などのような発言も避けましょう。
以上のことを踏まえて、目指せ! 自分が選らんだ男性からプロポーズされる女性!