逆プロポーズを成功させる方法とは? 婚活コンサルタントが解説
逆プロポーズで結婚した人
逆プロポーズについて、色々な意見が集まりましたね。では、実際のところはどうなっているのでしょう。そこで既婚者のみなさんに、女性からのプロポーズで結婚したかどうかをアンケート調査。その割合と体験談を紹介します。
逆プロポーズで結婚した人の割合
逆プロポーズをアリだと思う男性が多い一方、実際に女性からプロポーズされて結婚したというカップルはどれくらいいると思いますか? 既婚者のみなさんに次の質問をしました。
Q.妻からのプロポーズいわゆる「逆プロポーズ」で結婚しましたか?
・はい(11.9%)
・いいえ(88.1%)
※有効回答数402件
妻からのプロポーズで結婚したという既婚者は、1割強。逆プロポーズという方法自体をアリだと思っている人は多くても、今のところ逆プロポーズで結婚した人のほうが珍しい状況のようです。
逆プロポーズ体験談
では、実際に逆プロポーズで結婚したというカップルは、どういう体験をしたのでしょう。「逆プロポーズ」で結婚したという既婚者に、プロポーズ当時の状況や気持ちなどを詳しく教えてもらいました。
病気がきっかけで
・「体調を崩していて、精神的にも不安定で追い込まれていた」(女性/29歳/医療・福祉/専門職)
・「自分の父親が病気で、結婚か別れるかを迫った」(女性/34歳/小売店/販売職・サービス系)
交際からまあまあの年数が経ち……
・「交際期間が7年ほどになって、結婚の話がチラホラ出てたので、そろそろかなと思ってた。妻の仕事に関しての不満もあり、早く結婚して転職してほしたかったこともある」(男性/34歳/情報・IT/技術職)
・「交際期間8年くらいのころ、ささいなことが原因でけんかし、それが大きなけんかに発展。別れる、別れないの話になったときに、結婚するという話の流れになり、そのまま結婚しました」(男性/33歳/小売店/販売職・サービス系)
あらかじめ宣言!?
・「21歳のときに一度彼からプロポーズをされたが、仕事が楽しかったので28歳まで待ってほしいと答えた。28歳になる年の1月1日に私のほうから今年結婚しよう。と逆プロポーズをした」(女性/31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「『私この日に籍入れたいなって思ってるけど、◯◯はどう?』」(女性/25歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
付き合いが長くなって……
・「長く付き合っていたので、社会に出てしばらくして落ち着いたころに、そろそろいいんじゃないと婚約指輪を買ってほしいと言われた」(男性/34歳/電機/技術職)
・「付き合って長かったので相手に言わせてしまって悪いと思った」(男性/34歳/建設・土木/技術職)
妊娠を機に
・「妊娠を機に、母子手帳交付までに入籍したいと頼んだ」(女性/28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「妊娠したのが分かったその日に、ダイニングで切り出し、結婚しようか、と、はたからみたらさらっと(内心はバクバク、子どものことも結婚のこともどんな反応を示すか不安が大きかったが、努めて取り乱さず)聞いた」(女性/34歳/不動産/販売職・サービス系)
報告と一緒に
・「妻の家に呼ばれて、『子どもができたので結婚してください』と言われた」(男性/32歳/建設・土木/技術職)
・「子どもを授かり、その報告と共に結婚したるわと言われた」(男性/32歳/金融・証券/営業職)
けんか別れをするかと思ったら結婚する話になったり、あらかじめ宣言をしたりと、様々な体験談が寄せられましたね。付き合い年数が長くなってきて、女性が痺れを切らして……というパターンも多いですね。
※『マイナビウーマン』にて2017年6月にWebアンケート。有効回答数402件(25歳~35歳の既婚男女)
逆プロポーズで有効な言葉(セリフ)
逆プロポーズのシチュエーションは分かりましたが、いったいどんなセリフでプロポーズすればいいのでしょうか? 続いては、逆プロポーズをした女性に、そのフレーズを聞いてみました。
「私が稼ぐから」
「同い年の彼が急に会社を辞めてしまい、しばらく勤める気もないと言ったので、『私が稼ぐから』と言った。機を逃すような気がして、必死だった」(33歳/広告)
「そろそろ結婚したいな」と考える時期の、突然の環境の変化。つい口をついて言ってしまったという気持ち、よくわかります。
「考えてないなら今すぐ結婚して」
「『結婚は?』と聞いても、『3年計画のプランはある』と一点張りの彼。しびれをきらして、『どういうプランなのか書いてみて。考えてないなら今すぐ結婚して』と言い、紙と鉛筆を渡した。一向に筆が進まず、最終的には彼のほうから『結婚しよう』と言ってきた」(26歳/飲食)
「結婚は?」と聞いても、「考えてるよ」とだけ言う男性って多いんですよね。でも、そこを突っ込んでみると意外に考えていないことが多いもの。プランを紙に書いてもらうというのはいい方法かもしれませんね。
結婚しよ
「部屋で、2人でゴロゴロしているときに『ねぇねぇ結婚しよ』とストレートに言った。彼もまんざらでない様子だったので、彼の気が変わらないうちに、役場から婚姻届を持ってきて手渡した」(23歳/家事手伝い)
何とも大胆かつストレートな逆プロポーズ。冗談のつもりでいた彼も、現実的に考えてくれたのでしょう。
子どもは早いうちに
「彼が子ども好きだということは知っていたので、『子どもって30歳までに産んでおいたほうがいいんだって』とそれとなくリミットを示した」(28歳/保育士)
高齢出産が増えてきたとは言え、やはり若いときに産んでおいたほうが……という意見は多いです。自分で子どもを産まない男性は、きっぱり言っておかないと気づかないかも。
浮気疑惑からの逆転
「会社の後輩女性と2人で食事して、それを私に隠していた彼。『相談に乗っていただけ』と言っていたけれど信用できず、『今すぐプロポーズしないなら別れる』と言った。実際してくれたので結婚したが、少しでも躊躇していたら別れていたと思う」(29歳/広告)
覚悟を決めるかどうか……と迫ったのですね。勇気があります。
プロポーズ要請?
「6年間付き合ったけれど、なかなか煮え切らない態度だった彼。私は30歳までに結婚したかったので、『29歳の誕生日にプロポーズしてね。それ以上は待てない』と言った。指輪を買ってプロポーズしてくれました」(32歳/IT)
これもある意味、逆プロポーズですよね。お互いの気持ちはほぼ固まっていて、あとはどちらかが切り出すかという状況だったのでしょう。
★逆プロポーズで有効な言葉(セリフ)まとめ
真正面からストレートに言うものや、理詰めで納得させるものまでさまざまなタイプの逆プロポーズがありました。煮え切らない彼にしびれをきらしている人は、いざというときのために、効果的なフレーズを覚えておくといいかもしれません。