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ふ、深い…… 部活の顧問に教わった、「心に残る」名言・教訓エピソード4つ

ファナティック

厳しい顧問のエピソード4つ

部活の思い出を語る上で欠かせないのが顧問の存在。とにかく厳しい鬼のような顧問の先生に、当時は反発したり反感を持っていたけれど、あのとき鍛えられたおかげで今を過ごせていると感じることもあるのではないでしょうか。そんな厳しい顧問のエピソードを、社会人の女性に聞いてみました。

きつい練習で体力増強

・「毎日、校庭をグルグル走らされたこと。おかげで体力がついたと思う」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「吹奏楽部で、運動部並みに土日も朝から夕方まで練習していた。おかげで体力がついたし、コンクールで金賞をとるまでになった」(28歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

運動部をはじめとして、一部の文化部でも体力増強のためにきつい練習をしていることがあります。社会人になってみると、仕事は体力勝負だと実感することも多いはず。時には無理しなければいけないときもあるので、当時に養った体力は今でも役に立っていることでしょう。

当時はわからなかったけれど

・「『当たり前のことを当たり前にやろう』という先生の言葉が、今になって当たり前のことを当たり前にするのは大変だなと思った」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「『自分でやるのは早いけれど、育てるには待って見守って困ったら手を差し伸べてあげろ』という顧問の言葉。限られた時間の中での部活動なので、ささっとやってしまいたかったが、後進育成のためと思ったが、なかなかうまくできない」(29歳/医療・福祉/専門職)

当時はいまいちピンとこなかったあの言葉。社会人になってみて初めて顧問が言わんとしていることを理解したという人も。意外にも簡単なことが簡単にはできないことを実感し、顧問が言っていたことの難しさを感じることも多いでしょう。

スパルタ指導で強い人間に

・「かなりスパルタ式だったので、根性がついた」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「常に怒られてたから精神的には強くなった」(28歳/金融・証券/事務系専門職)

スパルタ指導は賛否両論あるものの、それに耐えることができれば間違いなく精神的に強くなることができます。社会に出てみると、怒られているうちが華だったと思えるようなむなしさを感じることも。逃げない、負けない精神力は生きていく上ではとても大切だと思わざるを得ません。

今になって役立つ当時の指導

・「敬語をみっちり教わった」(25歳/不動産/事務系専門職)

・「体育館に移動するとき、脱いだ靴がばらばらだったときは、ほかの部活の人の靴まですべて直させられた。おかげで今も脱いだ靴には神経を使う」(28歳/機械・精密機器/営業職)

部活は競技の技を磨くことはもちろんですが、しつけの側面もあります。学生時代にみっちりしつけられていれば、社会に出てから苦労することがずっと少なくなるでしょう。世間知らずと言われずに済んでいるのは、当時の顧問のおかげかもしれません。

社会人になって、部下や後輩ができた時、自分が嫌われることも恐れず厳しく接することができる人はどれほどいるでしょうか。厳しさの中に愛情もなければ人はついてこないものです。厳しい顧問の偉大さは社会人になってから気づくものなのかもしれませんね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年9月~10月にWebアンケート。有効回答数149件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年10月25日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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