幸せの尺度が違うんだから! ラブラブなオンナ友達と渇いた自分との格差
友人が誰かと付き合いだした。となると、決まってそれから数カ月はおのろけ自慢とも取れる話題が中心となります。その話を聞いていると、羨ましくもあり、自分との格差を感じて悲しくもあり、微妙な心境になりますね。幸せは比べるものではないとわかっていても、比べてしまって落ち込んだ経験を、働く女性に聞いてみました。
Q.ラブラブな友達と孤独な自分を比べて、落ち込んだりしますか?
する 26.7%
しない 73.3%
3割近い女性が、友達と自分の幸せを比較してしまうと回答しました。それぞれの理由を見てみましょう。
【「する」と回答した女性の意見】
自分のことのようにうれしいなんて嘘
・「独身の頃は友達の結婚報告に凹んだ」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「自分に無い幸せは羨ましいから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
友人の結婚式に列席しても、以前は独身の友人たちと「きれいどころ」なんてちやほやされて楽しかったのに、今はブーケプルズで名前を呼ばれるのが恐怖。次の幸せはあなたへ!などと言われても、素直に喜べないのが悲しい女の性というものです。
幸せの格差是正は無理
・「友人が輝いているように見えるので、自分が劣った感じがします」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「やっぱり女同士はどうしたって比べちゃいます。自分が惨めになる」(30歳/建設・土木/事務系専門職)
今までは同じ目線で物事を話していたのに、友人を見上げるように話さなければいけなくなったとき、いくらそれが大切な友人でも、おのずと負けを感じてしまいます。自分と彼女の間にこんな感情が生まれるとは思いもしなかった、若かりし頃が懐かしい……。
【「しない」と回答した女性の意見】
自分も幸せだから
・「自分がラブラブな方だから」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「自分が幸せだから、比べることがない」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
比べてしまう女性の心のうちはこうです。「こんなコメントを残したい!」まずは今の自分を不幸だと思ったら本当に不幸になると思ったほうがいいかもしれません。自分にはこれがある!というものを一つ持っておくことは大切です。
幸せの尺度が違う
・「友人たちと、おそらく物事に対する優先度が違うため」(29歳/情報・IT/事務系専門職)
・「他人は他人、自分は自分。本気でラブラブしたいときは頑張ってる自分がいるはずだから」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
羨ましいと思うだけで、自分から何か行動を起こそうとしていないうちは、まだ自分もその幸せを手に入れる準備ができていない段階なのかもしれません。その前にするべきことをしている、準備を万全に整える時期と考えれば、前向きになれます。
ラブラブな友達は輝いていて幸せそうで羨ましい存在ではありますが、男女の関係においてラブラブであることが必ずしもいいこととは限りません。幸せは努力しなければ永くは続かないもの、羨む時間があれば来たるべきチャンスのために自分自身を磨いて、チャンスをものにする意気込みを持ちましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年5月にWebアンケート。有効回答数150件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年06月05日に公開されたものです