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する・しないの自由 。アラサーが感じる息苦しさの正体って?

#定時後バナシ

プレ花嫁研究室

女性が感じる悩みや、もやもやした気持ちをテーマにして話す「定時後バナシ」は、プレ花嫁研究室のスタッフとゲストによる座談会。アラサー女子のリアルな悩みをお届けしていきます。

親戚の集まりなどで、独身の人は「結婚は?」、結婚している人は「子どもは?」というようなことを聞かれた経験はありませんか? 結婚したい、したくない、子どもが欲しい、欲しくないなど、考え方は人それぞれ。こうしないとダメなんて本当はないはずなのに、なぜか息苦しい……。今回は結婚願望ありの働く女性をゲストに迎えてゆるーくトーク! きっと共感できるはず。アラサー女子たちの悩み、ちょっと聞いてください!

★座談会参加メンバープロフィール

欲張りK/WEB媒体営業・未婚(32歳)
習い事やイベントにも積極的に参加。仕事もしっかりやりたいが、プライベートも充実させたい欲張り女子。モットーは「#丁寧に生きる #心豊かに生きる」。

計画派Y/プレ花嫁研究室の研究員・結婚2年目(28歳)
結婚式や出産など考えつつも、キャリアを一番に考える計画派女子。今後のライフプランを模索中。モットーは「#未来から逆算 #計画的に生きる」。

お気楽M/プレ花嫁研究室の研究員(32歳)
社会人生活の8割をブライダル業界で過ごしながらも、自身の結婚には興味がなく趣味に生きるお気楽女子。モットーは「#好きなことをする #なるようになる」。

30代独身の“息苦しさ”。「結婚ってしないとだめなの?」

お気楽M: 結婚に興味はないはずなのに、30代で独身っていう変な後ろめたさみたいなものがずっとあって、息苦しくなる時があります。親から「結婚はどうするの?」って言われることもあるし……。この息苦しさ、感じたことありませんか?

欲張りK:私は30代になってから、逆に気にならなくなったかな。29歳の頃のほうが、漠然と“未来への恐怖”みたいなのがあったんですけど、30歳になって、正直、そんなに変わらないなって。

お気楽M:確かに30代になったからって、何も変わらないな……。

欲張りK:あとは多分、自分と同じようなステータスの人が、周りに多くいるのが大きいかも。結婚を焦っている人が少ないから感じないのもあると思う。大人になってからの友人って、似たような人が集まっている気がしませんか?

お気楽M:なるほどな~。確かにそうですね。私の周りにも、独身で仕事とか、趣味とか、好きなことを楽しんでいる人が多いです。

計画派Y:あれ、でもKさんって結婚願望はあるって言ってましたよね?

欲張りK:うん。結婚はしたいな~、私にとってメリットもあると思うし。

お気楽M:メリット?

欲張りK:そう。結婚したら、誰かがそばにいるっていう安心感が得られるんじゃないかなって。私 が結婚したいなって思うのって、1人でご飯を食べてる時が多いんですよね。寂しくて、芸能人がご飯を食べている動画を見ながら一緒に食べてる風にすることも(笑)。

計画派Y:確かに一人暮らしの頃、ご飯の時テレビつけてたな……。

欲張りK:今の時代、結婚するもしないも自由だし、選択肢はたくさんあるからどうしたらいいか分からなくなりますよね。結婚より他にやりたい ことがあるなら、難しく考えなくていいと思いますよ。もう30代っていうより、まだ30代だって思ったらちょっと気が楽になりませんか(笑)?

お気楽M:まだ30代! 確かにそうですね。なんだかすっきりしました。全力でやりたいことを楽しもうと思います!

30代既婚の“息苦しさ”。「○○しないの?」がプレッシャー。どう返すのが正解?

お気楽M:Yさんって、もともと結婚願望あったんですか?

計画派Y:いえ、むしろ結婚はしないだろうってずっと思ってました。

欲張りK:え、そうなんだ! じゃあ、結婚して何か変わったことってありますか?

計画派Y:特にトラブルもけんかもなく平和に過ごしているんですが、親から「○○しないの?」って言われることがちょっとプレッシャーです……。

欲張りK:例えば?

計画派Y:「結婚式どうするの?」とか「孫の顔が見たい」とか。

お気楽M:孫については未婚でも言われますよね(笑)。

計画派Y:親の気持ちもわかりますし、したくない、いらないっていうわけでもないですけど、“今じゃない”というのが正直なところで。なんて返したらいいかたまに困ります。何かうまい返し、ないですかね?

欲張りK:いつもはどう返しているんですか?

計画派Y:「確認しました」と。

お気楽M:業務連絡……?

計画派Y:そう、本当に仕事のようなスタンスです(笑)。例えば子どもができると、仕事をしばらくの間、お休みすることもありますよね。私としてはキャリアを積みたいので、考えていないわけではないけど、“今じゃない”んですよね。

お気楽M:なるほどね。私はどちらかと言うと生活のための仕事ですけど、Yさんは仕事のための生活なんですねきっと。

欲張りK:私も生活のための仕事が強いかな~。そういえば、私たちの親世代までって、“これが正しい”って言われるモデルみたいなのがあった気がしませんか?

お気楽M:大学に行って、就職して、結婚して、子どもを産んで、とかそういう?

欲張りK:そうそう。でも、今って“全部自由”だと思うんです。 いろんな価値観に触れて、“こんな道もあるんだ”って視野が広がっていく。だから今の「確認しました」でちょうどいいのかも。「希望は聞きました、あとは自分たちで考えますね」って。

お気楽M:私もそう思います!

計画派Y:そうですね! これからも「確認しました」でいこうと思います。

お気楽M:……やっぱり業務連絡に聞こえる。

一同:(笑)。

あなたの人生はあなたのもの。自分の選択に自信をもって

独身だからこう、結婚したからこう、なんて誰も決められないし、もちろんこれが正しいという道もありません。

どんな道を選んでも、それがあなたの正解のはず。仕事に、プライベートにと何かと忙しいアラサー世代。周りの声に引っ張られずに、「私はこれを選びます!」と、一人一人の私らしさを大切にしていきたいですね。

(編集・文:プレ花嫁研究室、イラスト:watasack)

※この記事は2021年07月26日に公開されたものです

プレ花嫁研究室

「プレ花嫁研究所」は、マイナビウエディングが運営する結婚式や花嫁情報の調査チームです。結婚にまつわる悩みやギモンなど、プレ花嫁にとってのお役立ち情報を発信していきます。

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