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男女でちがう! 付き合う前の初デートで行きたい場所とデートプラン

小日向るり子

藤奈子

初デートプランの決め方に対する男女の心理

男女の行きたい場所と行きたくない場所がわかったところで、続いては初デートに行く場所の決め方やプランの立て方を、男女の心理をもとに小日向さんに教えてもらいましょう。

付き合う前の初デート、場所やプランの決め方は?

場所やプランの決め方は、個人の性格によって好みの差が出るところですが、ここでは一般的なポイントをお伝えしたいと思います。

それは、主導を「男性7、女性3」くらいで進めていくということです。

一般的には、初デートは自分がリードしたいと思っている男性が多いです。これは男性の年齢が上がり、女性が年下であるほど強く出る心理状態です。また、社会人であれば食事代など初デートにかかる費用は男性が奢るつもりでいることが多いため、基本的には集合場所や時間、お店のチョイスといったリードは7割くらいを男性側にしてもらいながらすすめるのがオススメです。

しかし「すべて丸投げ」という姿勢はあまりオススメできません。3割くらいは女性も自主性を出しましょう。

もちろん100%自分のプランでエスコートしたい男性もいますので、その場合は無理に提案する必要はありませんが、「何か食べたいものある?」といった感じで振られた場合は、ざっくりと「和食・洋食・中華・イタリアン」くらいの意志表示はしましょう。その際に食べられない食材があるのであれば伝えておくのが礼儀です(生魚が苦手なので、和食は難しいです、等)。

また、アンケート結果にも表れているように、初デートで高級レストランを苦手としている男女は多いです。しかし一方で、一部の男性はつい初デートで見栄を張りたくなり、身の丈以上なお店を選ぼうとしてしまいます。そこは先回りして「ナイフとフォークがたくさんあったり、カウンターで職人さんと向き合うようなお店は緊張してしまうので、気楽なお店がいいです!」など返信メッセージにひと言添えてあげましょう。こうしたさり気ない気遣いで男性側の好感度がグっと上がります。

うまくいく初デートプランや場所とは

共通の趣味があらかじめわかっていればそれを共有することがベストな初デートプランですが、まだお互いのことをあまり知らない状態で初デートに臨むカップルもけっこういますよね。今回はそうした「お互いのことをまだあまり知らない状態での初デート」におけるプランや場所のポイントをお伝えします。

まず、気心の知れていない者同士が2人きりで時間を過ごすということは、意外とエネルギーを消耗します。そのため、初デートにかける時間は2~3時間を基本で考えてください。そうなると、アンケート結果で男女ともに1位になった「レストラン・カフェ」がやはり無難な行き場所だといえますね。

食事の最中は食べることに熱中するだけでなく、そこから話題を広げましょう。普段はどんな料理が好きか、といったことからお互いの趣味や日常のすごし方など、共通な部分を探していくのです。

実はデートプランのご相談で意外と多いのが「2軒目をどうするか」問題です。これについてはあらかじめ深く考えず、もし2軒目に行くのであればここがいいかな、程度のお店があればベストです。「当日の雰囲気とノリで」くらいに考えておきましょう。

1軒目が予想以上に高級なお店で彼がすべて払ってくれた場合などは、カジュアルな2軒目にさくっと寄って「ここは私に払わせてね」というのがベスト。こういったことができたら上級者です。

初デートは次回のデートをするか否かを互いに見極める時間。1軒目でさよならするのがお互い惜しくなって2軒目に行った、という展開ならば、デートはほぼ成功だと思ってよいでしょう。

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