好きじゃないけど付き合うのってアリ？　好きになれる？　男性は？

好きじゃない人と付き合うのは、恋のスタートとしては十分ありです。

女性はたいてい情が深いので、交流を重ねるうちに男性に対してほのぼのとした好意を感じることができる人が多いです。また、付き合って「女性扱い」されるなど「彼女にならないと体感できない心地よさ」を感じるうちに、好きになっていく人も多いですよ。

だから、「まず付き合ってみる」というのは、十分ありな形です。

「好きにならなきゃいけないんだ」と頭で考え過ぎないことでしょう。

そもそも「めちゃくちゃ好き」という感情は、スターや片思いの相手に対してしか感じない「ときめき」のようなもの。実際の交際相手に感じる類のものではないんです。

なのに、そういう「熱い思いを感じなきゃ」と思い込み過ぎてしまうと、好きな相手はなかなか現れない。構えず、しみじみとした交流を続けていると、ふとした瞬間に相手のことを「ああ、好きだなあ」と思えるようになっているものなのです。

それが多くのカップルの実態ですから、構えないでおきましょう。

どの程度で別れを決意するかにもよりますが、あまりにも「合わない」と感じるのなら、正直に「合わない」と伝えるといいでしょう。そのうえで「好きでない人と付き合っちゃダメなんだ」と大雑把に考えるのではなく、「どこの部分が合わないのが自分にはストレスだったのか」をしっかりと把握するようにしましょう。

「好き」というのは総合的な判断なので、「好き」「嫌い」だけで終わらせると、具体的な自分の好みがわからないままになってしまいます。すると、「自分は恋愛に向いてない」と後ろ向きになったり、「だったら、付き合い続けよう」と自分の感情に反する行動をとることにもなりかねません。

せっかく誰かと付き合ったのだから、「具体的なNGポイント」をちゃんとひも解いておきましょう。すると、次の恋が成功につながりやすくなりますよ。